昔 ページ46
ピンポーン
モブ「あの…看板見てきたんですけど…」
霊幻「はいはーい。」
ガチャ
霊幻「って…ガキかよ」ボソッ
霊幻はモブを見下ろしながら言う
霊幻「何の用だ、って2人いたのかよ」
モブの後ろから顔を出したのがAだ
モブ「あの、僕、超能力者なんですけど」
霊幻「は?」
モブ「力を上手く制御できなくて困ってるんです」
モブが話している時に面倒くさそうな顔をする霊幻をAは強く睨みつけた
霊幻「誰かにそう行ってこいって命令されたのか?その後ろにいるのはなんだ」
モブ「えっ、この子は僕の友達で。僕らは誰かに相談しても相手にされなくて……お兄さんも僕と同じかもって思ったんですけど…」
霊幻「ま、入れよ。そこのソファーに座れ…って、2人しか座れないか」
貴「私立ってるので結構です」
霊幻「…そうか。悪いな」
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霊幻「俺も昔はよく悩んだ」
モブ「えっ!」
霊幻「ぇ…?…いいか?超能力を持ってるからと言って一人の人間であることに変わりはない
足が早い、勉強ができる…など、超能力も単なる特徴のひとつに過ぎない
個性として受けいれて前向きに生きていくしかないんだ
魅力の本質は人間味だ
いい奴になれ!以上!」
Aはその言葉に目を見開けた
モブ「また相談に来てもいいですか?」
霊幻「いやーどうかな、俺も忙しいし。
とにかく、今日は帰り…」
霊幻がお茶を飲んだ時、熱くてコップを落としてしまう
霊幻「おい!火傷に…、!!」
モブはお茶を超能力で受け止める
その光景を前に霊幻は口を開けた
霊幻「おい…お前、除霊もできるか」
モブは無言で頷いた
霊幻「よし…明日もこの時間にこい!
超能力の使い方を教えてやるよ」
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雪菜(プロフ) - ブラピさん» はい!ありがとうございます!!頑張りますね!! (2019年2月24日 0時) (レス) id: ec9abc31ad (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2019年2月23日 18時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪菜 | 作成日時:2019年2月22日 17時