拒絶 ページ44
気がつけば私は泣いていた
それに自分の体の本能が、私のしている行動。
つまり超能力を使うことを拒んでいる
だから本気でこの男を殺せないんだ
なんで…なんでなんでなんでなんで…
この男を殺すのに抵抗が必要なの…？？
霊幻「なぁ…A、俺の事を…」
貴「分からないって言ってるの！！！！」
私は叫んだ
涙をボロボロ流して
貴「モブ君に怪我をさせた…師匠を殺そうとした…
分からない…分からない………」
花沢「意識が戻りつつある！」
モブ「Aは…自分の心に強い子だから。
洗脳なんかに負けないって信じてたよ」
貴「モブ君に師匠に……怪我をさせた
私が…私が…！！人に能力を使った…人を殺そうとした…」
霊幻「もういいよA。帰るぞ」
貴「は…？」
霊幻「は？じゃねえよ。帰るって言ってんだ」
貴「何を言ってる偽物…！私の役目はお前を殺すこと。それだけに集中する……！」
私は手を前にかざす
本当は全部知ってたんだ…
最初から、この人たちは私の大切な人達だったって
記憶がなくても私に対する接し方で分かる
遺志黒「ご苦労さま。待たせたね、A」
霊幻/貴「？！？」
遺志黒が師匠に手をかざす
貴「っ…！！」
私は師匠の前に出てバリアを張る
霊幻「Aっ！！？」
遺志黒「A…もう洗脳が解けたのか。
まぁいい。裏切り者は殺す、それだけだ」
花沢「影山君！」
モブ「うん。」
モブ君がこちらへ来て構えるが、
貴「ぁ…！！」
霊幻「A…？」
バリアを突破された
そのせいでモブ君も念動力で床に伏せられる
霊幻「おい。何やってんだ。モブ」
貴「モブ君！！いっ…！！！」
突然の頭痛に私もしゃがみこむ
まだ洗脳は完璧に解けてない…別の自分がまだ入ってる…
そして、私はモブ君に怪我を負わせた
師匠を殺そうとした
人に能力を使った
なんて大きい罪だろう
いっそ。死んでしまえれば楽なのに。
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雪菜(プロフ) - ブラピさん» はい！ありがとうございます！！頑張りますね！！ (2019年2月24日 0時) (
レス) id: ec9abc31ad (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白くて大好きです！更新頑張って下さい！ (2019年2月23日 18時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪菜 | 作成日時：2019年2月22日 17時
