誘い ページ18
モブ「あの、すみません。」
僕は1人手を上げる
貴「これって。笑顔がテーマなだけで、モテるとかそういうのじゃないですよね?」
あっ、Aちゃんの声。
よかった。
モブ「帰ってもいいですか?」
エクボ「彼らは?」
「下校中、悩んだ顔をしていたので連れてきました!」
モブ「別に……悩んでないです」
僕はマスクを外して、Aちゃんのマスクも取ってあげる
Aちゃんは僕の顔を見て少し安心したように笑った
エクボ「笑っていない……?!」ボソ
モブ「じゃあ」
僕はAちゃんの手を引いて出口へ向かう
エクボ「ま、待ちなさい!一生そんな顔で生きるつもりですか?!」
ステージにいたはずの教祖がいつの間にか僕達の後ろに立ってた
エクボ「君は人生を損してる!」
その言葉に僕は考える
モブ「人によって、損してるって、色々な意味があるんだなって思いました」
貴「……まだ何か?」
エクボ「っ……!私はただ、笑うことのすばらしさを知ってもらいたくてね?」
モブ「別に大丈夫です。Aちゃんがいるので」
エクボ「そ、そのAという子になんの意味が??」
貴「Aは、私のことです。モブ君は私が必ず人前で笑えるような子にするので、大丈夫です」
モブ「別に僕は、Aちゃんが笑ってくれれば、笑うよ」
Aちゃんはその言葉にもう一度微笑んだ
エクボ「じゃ、じゃあゲームでもしないかい?
うちのスマイルリーダー3人と睨めっこ!
牛乳を口に含んで、先に笑った方が負け!」
貴「モブ君……これは罠だと思うよ」
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雪菜(プロフ) - ブラピさん» はい!ありがとうございます!!頑張りますね!! (2019年2月24日 0時) (レス) id: ec9abc31ad (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2019年2月23日 18時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪菜 | 作成日時:2019年2月22日 17時