いつだって君の味方【モブサイコ】

怪しい ページ17

イチ「……宗教団体、(笑)。先月作られたのに、もうこんなに信者が増えてるなんて怪しいわ！」


確かにその通りかもしれない…だとしたら、僕はAちゃんを巻き込んでしまったんだ。。



エクボ「ほお。君は？」



イチ「塩中学校新聞部！2年1組米里イチです！あなた達の悪い噂を取材させてもらいます！」


録画の音声が聞こえたってことは…本当に取材に来たんだ…勇気あるな…米里さん。。


エクボ「悪い噂？」


イチ「集団催眠による洗脳など、脅迫観念の植え付けよ！」


エクボ「ではひとつ証明しよう。

先程の男性を見てください」



続けてエクボが言う



エクボ「数分前は不幸な人間でしたが…」



バサッ



男性「ピカァアーーン！！あっははははw」


エクボ「いいスマイルです！！！」



貴「……」



イチ「笑っ……てる…」



エクボ「彼はまさに今幸せをつかみました！
さぁ……あなたも…………」



イチ「……こ。この取材、ここで1度失礼します…」


エクボ「ダメです。あなたは悪戯に(笑)に踏み込み、我々のスマイルに疑問を呈した」


イチ「全面的に謝ります！新聞にも載せません！」


エクボ「返しませんよ。笑うまで」



二人の間で口論が続いてる


口論と言ったら、Aちゃんは勝てるのかな



イチ「わ、笑う気分になれません。それで今私が笑ったところでただの愛想笑いだわ！」



エクボ「まずは形からです」



イチ「っ……いやです！自分に嘘はつきたくないもの！」


バサッ


イチ「ひっ！ちょっと！！」



米里さん……？？


数秒したらまたマスクを外す音がした


イチ「(い、いやぁ！)ピカァアーーン！」



エクボ「最高のスマイルです！！」


みんながザワザワし始めた



そして米里さんの笑い声も聞こえる



Aちゃんは…？Aちゃんは、大丈夫かな


それに、僕の目的はこんなことじゃないし

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