白血球の紅一点【はたらく細胞】

BLACK細胞化4 ページ30

貴「疲れちゃったなぁ……」


私はその場で座り込む





細菌「おお、ここにカモがいるぜ？」



細菌「本当だ。食っちまおうか…！」






立つ勇気もない






戦う覚悟も失った







ただ消えたい。








それだけだ……







細菌「死ねぇぇえええええ！！！！！！！！！」








目をつぶり白が微笑んでいる顔を思い出す








あの笑顔はもう戻ってこないんだ…









ずしゃぁぁぁぁあ！！！！








その血飛沫は









私のじゃなかった









白「やっぱりお前は……




俺がいないとダメじゃないか…」









貴「白……。また私を捕まえに来たの……？



私を閉じ込めて外に出られなくするの？」







白「いいや。俺は決断しに来たんだ」








貴「決断……？」







白「あぁ。



2択だ。





お前は







俺のことが







好きか？






嫌いか？」








貴「そ、そんなの好きに決まってる！！」









その瞬間





白の顔が一瞬微笑んだ









ズシャッ！！！









それと共に私の首から血飛沫が飛ぶのを感じた。









白「好きでいてくれてありがとう。




これからも一緒にいような。A……」









白「だけど……なんでだ。






何故俺は泣いている…？









それに……何故Aの体が冷たいんだ……？」







残酷な白血球は1人。冷たくなった少女を抱え、1人疑問に思っていた。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



貴「うっ。」





んー。嫌な夢見たな。









ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


BLACK細胞化終わりましたー！





元はリクエストでヤンデレを頼まれたので書いたのですがなんか違う方向に進みました！！すいません！！



まさかの夢オチね。


これからもリクエストなど送ってってくださいね！

ただ2人が話してるだけ→←BLACK細胞化3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す