柱最強の女_第8章

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No side


悲鳴嶼「！お前たち生きていたか...！」


伊之助「死んでたまるかボケェ！あと俺この紙いっぱい持ってるからな、いっぱい拾ってきたんだぜ！何枚切られても山ほどあるんだよ。テメェの攻撃なんざ...うわいィィ！」


無惨「無駄口をきくな！」




伊之助は軽々と無惨の攻撃を躱す

そして次の攻撃を仕掛けようとする鬼舞辻の腕を

駆けつけた無常が切り離す

その刀は赫く染まっており

斬られた腕の再生が遅くなっていた




不死川「遅い！赫い刃で斬られると無惨でさえ再生が遅くなる」


善逸「ひいいい！」




善逸と伊之助はすぐさま新しい紙を額に付け

姿を消し技を繰り出す




伊之助「獣の呼吸 肆ノ牙 切細裂き」


善逸「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃」


無惨「つまらぬ小細工ばかりするな！蠅共が！」


A「蛇の呼吸 参の型 塒締め！」




善逸と伊之助に傷を負わせまいと

無常はすぐさま鬼舞辻の攻撃の邪魔をする




悲鳴嶼「(無常の赫刀に続き人数が増えたのは有難い！よく来てくれた、僅かながら余裕が出来た、アレをやれる！！)」




悲鳴嶼は己の鉄球と斧をぶつける

ジジッ、ジッ...ブワッと赫く染まる




悲鳴嶼「(灼けるような匂いと熱！あの時と同じ色が変わった！長くは保たないだろうが攻撃力は上がる！)」


無惨「！！」




悲鳴嶼は鬼舞辻へと鉄球を投げる

投げる速さに対応出来ず鬼舞辻の左肩が

バゴッと抉れて無くなる

そして不死川は冨岡に向かって叫ぶ




不死川「冨岡ァァ！受けろォォ！！」


冨岡「！？」




驚きながらも冨岡は不死川の刀を受ける

ガチィインｯと強くぶつかりジジッと音が鳴る




冨岡「(！？刀身が赫く...！？)」


鴉「カァァ！夜明ケマデ一時間三分！」


不死川「余裕余裕、糞味噌にしてやらァァァ！」




そうして柱達が各々刀を赫くし戦っている時

瓦礫から抜け出した愈史郎は炭治郎の手当をしていた




竹内「何本目だ！？そんなに打って大丈夫なのか？」


愈史郎「うるさい黙れ、無惨の攻撃を受けて時間が経っているからかなりまずい状態なんだ」


村田「ぐぐぐ」


愈史郎「何してるんだお前は」


村田「いや刀を...放してやろうと思って...でも刀放さないんだよずっと、意識ないのに凄い力で...」


愈史郎「...戦いに向かう意志がコイツにはまだあるんだろ」


竹内「あっ脈が！！」


村田「えっ！？」


竹内「脈が戻って来てる！かなり良いけど脈が！」




そんな炭治郎に必死に呼びかける

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