狂愛×純愛 (ページ29)

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遠く離れた幼馴染 _CY_ ページ29

私は幼馴染のチャニョルが好き

でもその彼は私に別れを告げずに去ってしまった

それから10年。当時15歳だった私は
成人になり、仕事もするようになった
恋人はいない

まだチャニョルが忘れられないからだ

私はレストランで働いているけど
まだ慣れないことばかり

そんな時目に入ったのは

ぱっちりした綺麗な目

黒い髪の毛

整った歯

10年経っても変わらない
チャニョルの姿だった

私は走ってチャニョルのところに向かう

「チャニョルチャニョル！！」

CY「A？」

「チャニョル、会いたかった。なんでお別れの挨拶してくれなかったの…寂しかった」

CY「ごめん。だって俺たちお別れじゃないじゃん…あの日の約束覚えてる？

俺たちが7歳の時、大人になったら結婚しようねって約束したでしょ？」

「覚えてたの、でも引っ越すって言わなきゃ
いつ会えるかわからないじゃん！」

私は泣ながからチャニョルに
必死に言葉を伝える

CY「ごめん、引っ越すって言ったらすぐ会いたくなるし、中途半端になるんだったら
Aには幸せになってもらいたいから
大人になってAが誰のものでもなかったら気持ち伝えよって思ってた、今からじゃ遅いかな」

「ばか…遅いよ」

CY「ごめん、」

「ばか、誰のものでもないし。気持ち伝えてよ」

CY「Aずっとすきこれからも。
結婚しよう」