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十五(CY ページ16
俺は中学の頃から部活一筋で
女子には興味なかった
だけど高校に入ると
周りの皆は彼女がいて羨ましく思う自分もいた
恋愛経験などない俺だけど
君を見た時は違った
そう、俺はAちゃんに
一目惚れしてしまったんだ…。
同じクラスだけどきっとAちゃんは俺の
存在など知らないだろう
Aちゃんは皆から人気があって
誰にでも優しい
そんなところにも惹かれていたんだ
一か八かでAちゃんに
告白しようと決めた
「付き合ってください！」
「ごめんなさい。私付き合ってる人がいるの」
呆気なく振られて、諦めようとした
だけど頭の中はAちゃんのことばかりだ
あれから数日たった
クラスの皆はAちゃんを避けるようになっていた
俺はまだ好きで諦められない子の事を助けることもできないんだ。
弱い卑怯な人間なんだ
「Aの事いじめとけよ」
「うん。わかったよ…」
「俺だけ必要になれば…」
耳を疑った
そこにはAちゃんの彼氏のビョンベクヒョンとキムジョンデがいた
いじめの主犯はビョンベクヒョン…
いい事聞いちゃった…
これでAちゃんを守れるんだ…
俺は絶対Aちゃんを幸せにするよ
助けてあげるからねAちゃん
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作者名：Yこ | 作成日時：2015年9月25日 21時
