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風磨side
そして運命？の日が来た。
兄貴、山田くん、平野、永瀬で1組。
俺ら5人で分かれて目的地に行く事にした。
最初は勝利が運転で俺は中島の隣に座った。
目的地は山だから3時間はかかる。
だから朝早くから出発した。
出発してから30分。
マリウスと松島はすっかり夢の中。
ふと中島の顔を見てみると顔色が最悪だった。
『ちょ大丈夫!?』
健「ごめん…怖くて…」
中島は少し体が震えていた。
『大丈夫だから。何にもないよ。』
健「でもっ…山だから暗くなるでしょ？
しかもそこに泊まんないといけないし…」
『俺達の所に引っ付いとけばいいよ。
大丈夫。俺らが守るから。
お前寝てないだろ。少し寝ときな。』
そしたら直ぐに寝息をたてて寝始めた。
中島は他の人には言いたくないらしい。
迷惑掛けたくないだとか。
…たくっ…迷惑じゃないのに
でも俺達には教えてくれた。
だから俺達が守んないと…
･
･
･
「ち…くち…菊池。」
『…ふぁ？』
いつの間にか俺も寝てたみたいで
中島に起こされた。
辺りを見渡してみると木、木、木。
これは夜絶対暗くなるな…
そして皆で大きいテントを組み立てて、
自由行動となった。
中島もこの時だけは俺らと一緒に楽しんでいた。
大人気なく鬼ごっことかして
ひとしきり遊ぶとだんだん日が落ちてきて
空がオレンジ色になってきた。
中島もだいぶ不安そう。
『中島。大丈夫か？』
健「……」
大丈夫じゃないみたいで俺に引っ付いてきた。
滅多に人を頼らない奴だから少し嬉しい。
『今からバーベキューするんだって。
…中島、火苦手だよな？どうする？
俺とテントで休む？』
出来るだけ優しく問いかけるようにする。
健「そうする…」
本当に小さく返事が帰ってきて少し面白い。
『分かった。勝利達にも伝えとく。』
そして勝利達に伝えて
中島と一緒にテントの方に行く。
もう辺りは真っ暗だった。
テントの中も真っ暗だったから
ケータイの電気を付けてあげた。
健「菊池…怖い…」
『大丈夫だから。』
俺は中島の背中を摩ってあげた。
そこで異変に気づいた。
『…中島…熱くない？』
健「俺は寒いんだけど…」
改めて中島を見ると
少し頬に赤みが付いていた。
中島…熱あるな…
マジか…こいつ元々体弱いし、
怖いのに無理してここまで来たストレスだろ。
病院連れて行きたいけどここ山だし遠いからなー
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Hata Sayaka(プロフ) - もう更新しないんですかぁ？？ (2022年1月28日 20時) (
レス) id: d044ea9bc7 (このIDを非表示/違反報告)
yukine(プロフ) - 沙耶佳さん» ありがとうございます！気まぐれ更新申し訳ないです… (2020年2月12日 7時) (レス) id: 4c948e7ee6 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶佳(プロフ) - これからも楽しみにしてます。 (2020年2月12日 2時) (レス) id: 77dbf9668b (このIDを非表示/違反報告)
yukine(プロフ) - Mさん» ありがとうございます。少しずつ更新していきますのでお待ちいただけると幸いです！ (2020年2月1日 16時) (レス) id: 4c948e7ee6 (このIDを非表示/違反報告)
M - 最新するの楽しみに待ってます(^^) (2020年2月1日 14時) (レス) id: 8e4485d92c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yukine | 作成日時：2019年7月9日 7時
