記録52 ページ4
視点なし
Aが体調を崩してから数日後、インカムから総統、グルッペンの声が幹部宛に流れる。
gr「至急、会議室に全員集合すること」
ウキウキする幹部や、面倒くさそうな顔をする幹部、大体察している幹部、それぞれ感情を出しながら会議室に全員集まった。
gr「まぁ、察しがつく者もいるだろう。今回の議題はトントンの専属メイドであるAについてだ」
グルッペンは、「大先生」と指名すると、彼はこの空気を読まないようなヘラヘラとした声で返事した。
ut「Aちゃんは気づいてへんけど、あれは色々感情いじられとるね。どっかにチップみたいなんが埋め込まれとる可能性が高い」
鬱は指で小さなキーホルダーみたいなものをクルクルと回す。
ut「とある知り合いの先生に探査機作って貰ったんよ。この間公園に行った時にこっそり調べさせて貰ったんやけど、反応出てたからちびりそうになったよ」
zm「大先生やるやん」
ht「大ちゃん凄い…」
sha「大先生、近づくの自然すぎて全然わからんかった…」
shp「そういやAさん、こないだワイと武器庫掃除したんすけど、血ついた武器見て反応しとったな…」
ci「え？記憶いじられてるってこと？怖っ！」
チーノの反応が1番正しいものだが、戦争をやりすぎている彼らがおかしいのか、皆冷静に会話を進める。
すると、先程まで黙っていたコネシマが「あのー」と口を開いた。
kn「お前らアイツのこと贔屓しすぎとちゃうか？」
そんなコネシマの言葉に、全員が「は？」とような顔をする。
kn「だって、俺ら幹部やで？なんでメイド1人のために動くねん。執着しすぎやろ」
その言葉に、会議室一体が静まり返る。確かにコネシマの言うことは一理あると思う人間、人間の心ないんかと疑いの目をかける人間。
gr「Aだけの問題であればここまでことを大きくはしない。コネシマならわかるだろう。
俺は近い未来
"革命が起きる"からこの話をしている」
彼は真剣な声でそういうものの、顔は楽しみで仕方ないといった顔をしていた。
gr「俺を殺せるものならやってみろ！失敗に終わるだろうが内容に興味がそそられる！なにせ建国初の革命だからな、あぁ、楽しみで仕方ない！」
感情を抑えきれず、早口で喋り出すグルッペン。
トントンが肩をポンと叩くと、「ｽﾐﾏｾﾝ」と謝った。
tn「で？革命対策はどうするねん」
gr「それはだな…」
ここから会議は雑談も含めて3時間かかったのだという…
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マァト(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても幸せな気持ちになれる作品でした。とてもほわほわしてます！モノクロ少女も応援してます！ (2020年12月4日 17時) (
レス) id: 19a370924b (このIDを非表示/違反報告)
雪村(プロフ) - おいちゃんさん» おいちゃん様、コメントありがとうございます！楽しんでくださったのであれば、作者としては大変嬉しい限りです。ここまでご愛読本当にありがとうございました！ (2020年11月30日 20時) (レス) id: 269a7df98c (このIDを非表示/違反報告)
おいちゃん(プロフ) - 完結お疲れ様でした！初コメ失礼します！いちtn推しとして楽しませて頂きました！素敵な物語で最後メイドちゃん笑ってくれて良かったなってほっこりしてます。。お疲れ様でした！ (2020年11月29日 18時) (レス) id: 9941211368 (このIDを非表示/違反報告)
雪村(プロフ) - 紫乃さん» 紫乃様、コメントありがとうございます…！はわわ、楽しんで読んでいただけているのであればとても幸いでございます！成程、ご意見の方ご参考にさせて頂きますね！よければ最後までご付き合い頂けますと嬉しいです…！ (2020年10月21日 19時) (レス) id: 269a7df98c (このIDを非表示/違反報告)
雪村(プロフ) - マァトさん» マァト様、コメントありがとうございます…！そうですね、そろそろ長いお話にも幕引きです。ここまでお読み下さり誠にありがとうございます！成程、ご参考にさせて頂きます！よければ最後まで楽しんで頂けますと幸いです…! (2020年10月21日 19時) (レス) id: 269a7df98c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪村 | 作成日時：2020年8月15日 14時
