聖闘士星矢secandシリーズ 短編集

あなたはいつも シジフォス ページ39

あなたが任務にでて一週間

帰ってきませんね


何が3日で帰るから待っててくれないか

ですか、もう、4日も過ぎてるんだけど

任務が長引くのはいつものことだけど

今回はいつもより長く感じる









「A?」


後ろを振り向くとレグルスが心配そうにたっていた


「シジフォスまだ帰ってこないね？」


『そうね。』

この子だって15といえどもまだ子供

義兄でも兄弟が帰ってこないのは心配か


「Aは俺より落ち込んでるから…少し心配だな」


『大丈夫だよ。レグルス…』


「Aの大丈夫は，シジフォスいないと無理していってるんだよ？気づいてないでしょ」


何言ってるの？レグルス…私は本当に…



「シジフォス帰ってこなくて不安だろうけどだけど！シジフォス絶対帰ってくるから！だから一緒に待とうよ」



レグルス……ありがとう



『一緒に待ちましょう…』



「うん！」




あれから時間がたった


夜11時


レグルスはというと人馬宮のソファーで寝てる


子供にはこの時間きついものね



しかし、私も眠い


そろそろ寝るか


明日になったら帰ってくるかな？






『シジフォス………』


シジフォス愛用の執務洋の机にうつ伏せになって寝る









あれ？なんだが暖かい

優しい小宇宙が、流れてくる

ふわふわしている…



『ん？……』



「あ、起こしちゃったかな？」



『シジフォス…』


目の前にいたのは会いたかった人シジフォス

どうしたらいいのかわからなかったが

体は勝手に動いてた


ぎゅっとシジフォスの首元に抱きつく



「ごめん…少し任務先で手こずってしまった…遅くなってごめっっー！」


二度目のごめんはもういらない


Aは，ごめんと言われる前に陰を重ねる



「ホント、誰だろうね君をここまで俺の虜にさせたのは…」



『本当にね、誰でしょうね』





そのままベットの上で大人の時間を過ごし


朝を迎える









「ん？ふぁああ〜ん？あれ？」



Aの姿が見えないことに気づくレグルス


シジフォスの部屋を開けようとするとカギがかかっていた



あ、シジフォス帰ってきてる…
俺、かーえろ
のちのちメンドーなことは嫌だし

シジフォスA不足でA動けたらいいけど…









(シジフォス…腰が…！)


(ごめん！俺、抑えきれなくて…)

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