記録23「大先生の助言」 ページ25
zm「じゃあさ、Aの意思で決めたら構ってくれへんってこと？命令やから、俺の事構うん？」
ーー
ゾム様のその言葉が残りつつ、私は帰路についた。
結局、命令ではないと言われた後、思うように足は動かずゾム様を追うことはありませんでした。
それに、ショッピ様に訓練所は近づくなと言われてましたからね。
？「それも命令とちゃうん？」
…そう言われれば全てが命令なのですが
でも、メイドはそういうもので…
？「別に俺のメイドちゃんはふつーに断ってくるけどな。Aちゃんも全部素直に受けんでええんやで？」
…あ、悪魔の囁きです。
…
…というかこれ独り言ではない気が！！
ut「僕もそうやけど、ゾムなんて特に階級とか気にしーひん人やからなぁ…。気に障ったんちゃう？」
『う、う、鬱様…！それよりいつから…』
独り言に先程から口を挟んでいたのは鬱様だった。けれど、ここは城下町から少し離れた旧市街の住宅地。
なんでこんな所に…というか、4人はトントン様の所に言ったはずじゃ…
ut「うーん、ゾム様…とか言うとる辺りから聞いとったよ」
『それって最初っからじゃないですか！』
あわぁぁ…、幹部様の前でこんなこと…恥ずかしい…。
ut「心残りあるんやったら、ある内にゾムさんとこ行ってき」
『…ぇ』
ut「ゾムさんやったらまだおるんちゃうかな。
訓練所」
鬱様は何もかもを見透かしたようにそう言った鬱様は月の光に照らされて、いつもより美しく見えた。
『鬱様…、ありがとうございます。行ってきますです！』
ut「うん」
私は鬱様にお辞儀をし、城まで走って急いで戻った。
ーー
ut side
ut「…ショッピ君、自分で言ったらええのに」
shp「こういうのは大先生が言うから説得力があるんすよ」
あの後ショッピ君から、ゾムさんの食害から逃がすための嘘やと聞いて、あの後もホンマに暇やった俺とショッピ君でゾムさんとAちゃんの様子見を見てた。そして、見ているうちに随分と自分との階級を気にしてるように見えた。
ut「なぁ、ショッピ君。
この世界の人ってなんでこんなにも階級とか気にするんやろね」
俺は何となくショッピ君に聞いてみた。すると、ショッピ君はこう言った。
shp「この世界って、どこにでも階級はあるんちゃいます？上司と部下、ほらこの時点で階級あるじゃないですか」
ut「…ほんま賢いな」
shp「考えればそうじゃないっすか」
たしかに
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#よにん。＠str48＆変人系カップル(プロフ) - いやだ。。。夢主かわゆすぎ…面白かったです (2020年8月15日 21時) (
レス) id: b6acf939c4 (このIDを非表示/違反報告)
雪村(プロフ) - 甘夏さん» 甘夏さんはじめましてです！わぁぁ、そういってくださって嬉しいです！ (2020年2月29日 17時) (レス) id: 269a7df98c (このIDを非表示/違反報告)
甘夏(プロフ) - 夢主のはずなのにはじめてのおつかいのようなほっこり感、このロリかわいすぎる…!!!!!ありがとうございます作者様…！ (2020年2月22日 15時) (レス) id: 8fcfc41175 (このIDを非表示/違反報告)
雪村(プロフ) - きのこ(em推し)さん» あ、ありがとうございます…!!好きと言って貰えて書いている作者としては嬉しい限りです！ロリはいいですよ...(ﾎﾞｿｯ) (2020年2月11日 12時) (レス) id: 269a7df98c (このIDを非表示/違反報告)
雪村(プロフ) - みどりさん» わぁぁ、最初から予想されてたんですね！凄いです！これからもよければよろしくお願い致します...!! (2020年2月11日 12時) (レス) id: 269a7df98c (このIDを非表示/違反報告)
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