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[波乱の出会い] 逆巻レイジ目線 ページ10

ラ「そんなに怒らなくてもぉー。
僕はただぁ、ビッチちゃんの血をー…」

今、私はライトにお説教中。なぜなら…

レ「あのような場所ではやめなさいと
言っているんですよ。"ライト"」

何度言えばいいのやら…

ラ「レイジだってヴァンパイアでしょー?
吸いたくなる気持ち、わかるよねー?」

気持ちは分かりますが…まだ…

レ「未完成には興味ありません。
それよりあ"小森ユイ"は花嫁候補ですよ。」

花嫁と、言うより生贄候補…ですが。

ラ「あははー、そうだったねー。」

笑いどころではないかと…
そしたら誰かに話し掛けられた。

『そこの…2人…面白そうな…話。
してるね…僕も…混ぜて?」

…面白そうなんて思ってないでしょう?
どっちかと言うと怒ってますよね?

そしてこう聞いた。

レ「貴方は誰です?」

そしたら…

『見れば分かるでしょう?この世に
生きてるものだよ。』

イラッ

レ「はぁ…?貴方から話し掛けて
名乗りをあげないのはおかしいでしょう?」

普通は名乗りをあげたまえ。

『教える義理はない。』

ない…ですと?

ラ「フフッ、だったら僕らも話に混ぜてあげる
義理はないなぁ…ねぇ、レイジ?」

…確かに名乗らないのでしたら…

レ「…そうですね。」

んっ?睨んでる?

『…"ユイちゃん"の血…これ以上
吸ったら…許さないよ?』ギロッ

今、なんと…?っ!?

レ ラ「っ!?」

一瞬…息詰まった…彼は黒いオーラを漂わせて
一段とまた、目がギロリと光っていた

『僕は…昨日ここでユイちゃんと
出会った。僕の事を知りたいなら

ユイちゃんにでも聞きなよ。僕は
君達に名乗りをあげる義理はない。』

…なるほど…

ラ「フフッ、じゃあ君も人間じゃないんだね。」

ライトも気付いたようですね…でしたら

レ「それなら調べ尽くしますよ。」

そして彼は急に怯えたような目をして…

『僕の事は…そんなに知らないほうが
いいですよ…知ってもどうにもならないので…』

哀しいような寂しいような…そんな目をして
いつの間にか敬語で話していたのでした。

第2話。[異様な再会と波乱の出会い]→←[波乱の出会い] 逆巻ライト目線



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カナ - 続きが楽しみです♪ (2017年10月4日 22時) (レス) id: b5a85efb84 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 奏(new)(プロフ) - 最近更新出来なくてごめんなさい。LINE非公式アカウントの返信が大変で大変で…これ、言い訳とかじゃなくて本当です。 (2015年9月2日 11時) (レス) id: 76b0bfdb2d (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 奏(new)(プロフ) - 優結奈さん» ありがとう (2015年8月28日 13時) (レス) id: 76b0bfdb2d (このIDを非表示/違反報告)
優結奈(プロフ) - 奏の小説の何が悪いのっ!? (2015年8月28日 1時) (レス) id: 470353a6fa (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 奏(new)(プロフ) - 斎藤一さん» はい!ありがとうございます。 シュウさんはもう少しで出ると思います。 (2015年8月27日 12時) (レス) id: 76b0bfdb2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琴葉 奏(new) | 作成日時:2015年8月25日 19時

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