ヴァンパイアの血と人間の血を受け継ぐ者。[DIABOLIK LOVERS] (ページ9)

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[波乱の出会い] 逆巻ライト目線ページ9

ラ「そんなに怒らなくてもぉー。
僕はただぁ、ビッチちゃんの血をー…」

僕は今ぁ、お外でお説教され中ー。

？「あのような場所ではやめなさいと
言っているんですよ。"ライト"」

レイジったらしつこいなぁ…

ラ「レイジだってヴァンパイアでしょー？
吸いたくなる気持ち、わかるよねー？」

レイジのお説教は無駄に長いもん…

レ「未完成には興味ありません。
それよりあ"小森ユイ"は花嫁候補ですよ。」

花嫁って、言うより生贄候補だけどねー。

ラ「あははー、そうだったねー。」

お説教からいつの間にか会話にかわっていた
ところ"ヤツ"は話し掛けてきた

『そこの…2人…面白そうな…話。
してるね…僕も…混ぜて？」

面白い？僕も混ぜて？フフッ
面白そうな顔はしてないよ？

どっちかと言うとね…"怖い"よ。
ヤツの目はギロリと光僕らを睨んでる。

レ「貴方は誰です？」

僕が聞く代わりにレイジが聞いてくれた。
そしてヤツは…

『見れば分かるでしょう？この世に
生きてるものだよ。』

と、答える義理などない。と言わんばかりに
そう僕らに言い放った。

レ「はぁ…？貴方から話し掛けて
名乗りをあげないのはおかしいでしょう？」

あーらら…レイジ怒っちゃったよ。

『教える義理はない。』

って、やっぱり教える義理はないんだね…

ラ「ﾌﾌｯ、だったら僕らも話に混ぜてあげる
義理はないなぁ…ねぇ、レイジ？」

挑発をするように言う僕。

レ「…そうですね。」

睨んでる…睨んでる…

『…"ユイちゃん"の血…これ以上
吸ったら…許さないよ？』ｷﾞﾛｯ

はっ？何で知って…！？

レラ「っ！？」

息詰まった…ヤツは黒いオーラを漂わせて
一段とまた、目がギロリと光った…

『僕は…昨日ここでユイちゃんと
出会った。僕の事を知りたいなら

ユイちゃんにでも聞きなよ。僕は
君達に名乗りをあげる義理はない。』

そして、僕はある事に気付いた…

ラ「ﾌﾌｯ、じゃあ君も人間じゃないんだね。」

そう、人間では無いことに。でも…

レ「それなら調べ尽くしますよ。」

なんだろう…

『僕の事は…そんなに知らないほうが
いいですよ…知ってもどうにもならないので…』

少し…いや、凄く不思議な感じがする…
それにレイジの睨んだ目に恐怖を

抱いたのかいつの間にかヤツは敬語になっていた。