【ツイステ】木星と結婚って大丈夫ですか？【イデア】 (ページ10)

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監視といっても、どの程度までの監視をすれば良いのだろうか…

正直、お父様の心配に何年も付き合ってられるほど暇じゃないのでね。
…ってもう14時か。黎明の国の会合に行かないと

『すみませーん、オケアノス・ホールを開けて欲し…』

所長「クソっ何がジュピターだ…捨てるならさっさと捨てろよ…」

ごめんって、そんな怒らんといて

こちら側に気づいてないからか、ブツブツとジュピターへの罵詈雑言を垂れ流している。
隣にいる所長の奥さんも、首が千切れるかと思うほど頷き、全面的に肯定しているようだ。

流石にこの場に突っ込むほど勇敢ではないので、自室に避難することにした。

てかお父様が任命した仕事なんだから、他の仕事は全部サボってもいんじゃね…？
ブロット研究しときゃ文句言われんじゃろ！がはは！！

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研究員「…い、はい、これと…90個……はい、５０個ですね」

イデアの部屋を横切ったとき、なにやら話し声が聞こえた。
研究員と何か話してるようだ…

一応監視役員だし、不本意ではあるが事情聴取しようかな

研究員「失礼しました。」

『ごきげんよう』

研究員「ジュ、ジュピター様！？」

私に驚いた研究員は、イデアの部屋の扉を閉めることなく硬直する。

死ぬほどどうでもいい話なんだけど、私って髪も目も白いじゃないですか…。
S.T.Y.X.ってLEDライトバリバリ使ってるから、光が反射してしょうがないんですよ。
もはや歩く光源と化しています。

それだけです

雑談は置いておいて、監視宣言から数週間後、初めてイデアと対面したことを報告します。

監視とは…？
うるさいぞ！バレなければ犯罪じゃない！！

『何か作ってるの？』

イデア「自立思考型魔導ヒューマノイド…」

あぁ、部屋に籠って何をしているのかと思えば…
イデアが目覚めた日、ないなら造ればいい的なのをボソっと言ってたから、察するにオルトを作ろうとしてるな

魔導工学の天才には及ばないが、私はそこそこ頭が良い自覚がある
雑用とデバックくらいなら助けになれる事もあるだろう。

『良かったら手伝わせてほしいんだけど…ダメかな？』

イデア「よ、良くない」