あなたの過去編+α ページ23
当時あたしは中学一年生
顔が良かったあたしはモテていた(本人当時自覚無し)
初めて彼氏が出来た時は相当嬉しくて舞い上がっていた
だけど・・・
「なんであんたなのよ!先輩はあたしが・・・あたしが先に好きだったのに!それなのに、どうしてっ・・・」
A「・・・」
何も言えなかった
噂で聞いただけだけど、先輩は
女たらしだったらしい。
A「捨てられちゃった・・・」
そう呟いたら更に先輩の市河先輩が話しかけに来た
市河「じゃあ、俺にしない?」
A「ふえ・・・?」
市河「俺なら君を大切に出来る」
そう先輩が言った。
でも1週間後_____
「おい、最近彼女出来たんだってな!」
市河「あー?あーあいつなwあいつ金持ってそうだからちょっと付き合ってみただけだよw」
「うわっwひっでーw」
A「・・・やっぱり・・・男なんて・・・」
あたしは若いながらも「男」という存在が大嫌いだった。
あの人に会うまでは____
あれから時が経ってあたしはあの公安に入った
A「ら、楽山Aです!よろしくお願いします!」
「「よろしくー!」」
実里「あたしは坂野実里!よろしくね!」
A「はい!」
風見「風見裕也だ、よろしく」
A「よろしくお願いします!」
ガチャ
実里「降谷先輩!よく眠れました?」
降谷「あぁ・・・」
A「・・・!」
あたしはその人の顔・・・いや、綺麗な瞳に見とれていた。
降谷「君が新入社員の楽山・・・なんだっけ?」
A「Aです!えっと・・・降谷先輩って呼んでいいですか?」
降谷「好きにしろ。・・・A」
A「!」
こうしてあたしの恋は始まった。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
敬空「A!」
A「わ!?」
陽菜斗「ちょっと大丈夫?上の空だったけど・・・」
A「だ、大丈夫!昔のこと思い出してた!」
敬空「・・・あれ、あの人市河先輩じゃない?」
A「ぇ・・・」
市河「ん・・・?・・・おぉ!もしかして、楽山か?!」
A ビクッ「・・・」
陽菜斗「さーて、買い物行きますか!」
敬空「そうだね!A、行くよー」
A「う、うん!」
パシッ・・・
A「!」
市河「更に可愛くなったな。その指輪、誰かと結婚したのか?だったらそれは誰なんだ?」
ギラリと琥珀色の目があたしを貫く
A「えと・・・それは・・・」
降谷「それは僕のことですよ、市河まきとさん」
A「零さん・・・!」
53人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ピノユキミ | 作成日時:2020年7月8日 9時