スノさん家族の3つ子ちゃん【その5】

はじめてのバレンタイン ページ39

大介side


どうも〜〜！アニメオタク兼次男の深澤大介です！

今日はバレンタイン！街中にチョコレートの甘い匂いとピンク色が溢れる日！

そして、我が深澤家にもチョコレートが溢れる日でやんす。


言わずもがな、うちの兄弟って全員イケメンじゃん？学生の頃はそれぞれがファンクラブを設立されてたくらいモテて、社会人になっても職場の人やお客さんからたくさんのチョコレートが届けられるのね。


けど、俺はたまたま今日休み。今年はチョコレートの代わりに可愛い3つ子ちゃんのお迎えに行けることになった。


正直、知らない人からチョコレート押し付けられて営業スマイル振りまくよりよっぽど有意義な時間！！！
今年のバレンタイン最高！！！


今日がたまたま月に数回の出社日だったたっちゃんの代わりに大好きな3つ子ちゃんのお迎えに1人ルンルンで向かった。



大介「康二〜蓮〜ラウ〜、お迎え来たよ〜ん♪」

康二「あっ！大ちゃん〜♡」
蓮「大ちゃんだ〜♡」
ラウ「大ちゃ〜ん♡」

大介「にゃははっおかえり3人とも〜♡(ぎゅっ)」



3つ子ちゃんに声をかければ、一斉に俺に向かって抱きついてくる3人。

はぁ…可愛い〜///

むぎゅうっと3人まとめて抱きしめていると、教室からバタバタと担任の先生が3つ子ちゃんの荷物を持って来てくれた。



先生「康二くんたちカバン忘れてるよ？」

大介「あっ、すみません」



謝りながら3人のカバンを受け取ると、更にカバンとは別に3つの紙袋が渡された。



大介「あの、この袋は？」

先生「あぁ、こちらはですね…康二くん蓮くんラウールくんのバレンタインチョコです」



バレンタインチョコ？え、最近の幼稚園ってバレンタインにチョコレート準備してくれるの？すごっ



大介「チョコレート全員分用意するなんて幼稚園の先生も大変ですね」

先生「え？違いますよ。これは、康二くん達がクラスの子や他のクラスの子から貰ったものを1袋にまとめたんです」

大介「えぇっ！？3人がバレンタインチョコ貰ったんですか！？」

先生「はい。ほとんどの子から(笑)」



さすが我が深澤家の愛され末っ子3つ子ちゃん。3歳にしてバレンタイン貰うなんてスゴすぎる！！

てか、最近の幼稚園児っておませさんだなぁ。

こりゃ、お返しが大変だ。



＿＿＿＿
最近3才3つ子ちゃん書いておらず、見たいとリクエスト頂いたので久しぶりに書いてみます。

亀更新ですみません。

この話はバレンタインデーで書き終わるように頑張ります。

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