スノさん家族の3つ子ちゃん【その3】

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翔太side



3つ子が今日は俺じゃなくて涼太の日みたいで、何をしてても『りょーにぃは？』『りょーにぃがいい』って言って俺に構ってくれない。


せっかくの休みなのにこんなことある？？

3つ子に癒されようと思ったのに、逆にダメージ受けてんだけど？？


涼太を見ればうれしそうな顔して3つ子と一緒に家事をこなしている。


少し離れたソファーから4人を見守っていると、3つ子がこっちにやってきた。



翔太「どした？今日は涼太なんだろ？それともやっぱ俺がいいか？(にやっ)」

ラウ「ううん。りょーにぃ、まんまつくるからあっちいっててねって」

翔太「んだよ、涼太に言われたからかよ…」

涼太「翔太、3才相手に拗ねないの(笑)」

翔太「うるせ！///」

涼太「それにいつもは翔太にベッタリなんだから、たまには俺でもいいでしょうよ」

翔太「今日は特に3つ子に癒されたかったの！」

涼太「プハッ///子供かっ(笑)」

3つ子『『しょーにぃあそぼ？』』

翔太「ん！何する？」

3つ子『『ぶろっく！！！』』

翔太「最近ブロック好きだな〜、よし、じゃああっちで遊ぼう」



3つ子と一緒になってブロック遊びをしていると、40分くらいして涼太が俺を呼びに来る。



翔太「何？できた？？」

涼太「まだなんだけど、翔太最後の仕上げしない？」

翔太「仕上げ？俺料理できねーけど」

涼太「いいから、おいで！」



涼太に手招きされてキッチンへと向かうと、おいしそうなオムライスが並べられていた。



翔太「うわっ、うまそっ///」

涼太「ありがと。んで、仕上げにケチャップで絵を描こうと思うんだけど、翔太描かない？」

翔太「描く！！」



涼太からケチャップを受け取って小さめの3つのオムライスに絵を描いていく。


意外と難しいけど、3つ子の喜ぶ顔が見たくて丁寧に描いていく。



翔太「、よっし、完成！！」



出来た皿をリビングのローテーブルに持っていく。



翔太「ご飯出来たぞ〜」

3つ子『『は〜い！！！』』

翔太「双子の合作オムライスだ！(ドヤ顔)」

涼太「合作って(笑)」

3つ子『『うわあぁぁ、おいしそ〜〜〜♡♡♡』』



オムライスを見て目を輝かせる3つ子たち。

こんなうれしそうな反応されるとこっちもやった甲斐があるよな♪



康二「これなあに？」

涼太「翔太が康二たちのためにお絵かきしてくれたんだよ」

蓮「ぽけもん？」

ラウ「かいじゅうだー♡」

翔太「パンダだよ！！」

涼太「くははっ///」

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