スノさん家族の3つ子ちゃん【その2】

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蓮side




翔にぃに手を引かれて入ってきた康二は俯いたままリビングの入口近くで立ち尽くしていた。


顔はよく見えないけど、何となく目元が赤くなってるのが見えて泣いたことがわかった。


俺らが泣かせた。


変なヤキモチ妬いて…


康二のことが心配で、大好きで、守りたかっただけなのに、俺たちがまた傷つけた……




蓮「康二、、ごめん。」




康二の姿を見ると自然と言葉が出てきて、俺の視界がぼやけた。




ラウ「ごめんねっ、康二くんっ、、ホントにごめんなさい…酷いこと言っちゃってごめん！！」


康二「…！蓮っ、ラウ、、」




ゆっくり顔を上げた康二と目が合う。

康二の顔は腫れて充血した目に頬には涙の跡がついていて、せっかくの可愛い顔が台無しだった。


それを見て涙が流れた。




蓮「泣かせてっ、、ごめんっっ…俺たち、寂しかったんだ……、康二が最近相手にしてくんなくて、、それでっ、、……」


ラウ「それとっ、最近僕たちのこと頼ってくれないのが、ショックで不安で嫌だったの……」


康二「…それは、俺がいつまでも2人に甘えてしまうから、2人に迷惑かけたくなくてっ」


ラウ「康二くんに甘えられて、迷惑なんて1度だって思ったことないよ！！嬉しいよ！」


蓮「一緒に帰るのも休憩時間逢いに行くのも、俺たちがやりたいからやってる。心配なのもそうだけど康二と一緒にいたいから…」


ラウ「だって僕たち康二くんのこと大好きなんだもん」


康二「…蓮、ラウ、、、ぐすっ、、ごめんっ、ごめんなぁ〜。俺知らん間に2人のこと傷つけとったんやな〜…俺も2人のこと大好きやでっ！！俺も2人と離れてめっちゃ寂しかったぁ〜」


ラウ「ウソだぁ〜っ、だって、室くんに甘えてたじゃん〜〜、だからっ僕たちのこと、もう、どうでもいいんだと思ってぇっ…ぐすっ」


康二「どうでもええわけないやんっ！！蓮とラウは特別やもん！！！！比べもんにならんくらい、この世で1番大好きやもんっ」


蓮/ラウ『『！！ぅっ、、、こーじ(くーん)』』





俺とラウールで康二に抱きついた。

3人とも同じくらい顔がボロボロになるまで泣いて、苦しいくらい抱きしめあった。





康二「やっぱり2人に甘えるんが1番や///大好きやで♡」


蓮/ラウ『『///！！！』』



この後ラウールと2人でベッタベタに康二を甘やかした。

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