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辰哉side
辰哉「4時間!?それだけしか寝てなかったのか?」
基本7時間〜8時間睡眠の翔太が4時間。
正直、そこまで忙しかったのは知らなかった。
相当疲れ溜まってたんだろうな。翔太には悪い事したな。
ある程度落ち着いてきた3つ子に、涼太が優しく話しかける。
涼太「康二、蓮、ラウ。翔太と一緒に遊びたかったんだね」
3つ子『『うん。でもにぃに怒った…』』
涼太「翔太は本当に怒っただけだった?怒る前に何か言われなかった?」
3つ子『『…わかんない』』
涼太「翔太に3人と遊ばないって言われたの?」
3つ子『『…』』
康二「…にぃに、遊ぶのあとでねって言った」
蓮「ねんねしたいって言った」
ラウ「でもらう達イヤって言ったの」
涼太「そっか」
落ち着いたことでいろいろと思い出してきたのか、ぽつりぽつりと部屋であった出来事を教えてくれる3つ子達。
涼太「あのね。翔太は3人と会いたい、遊びたいってずっと言ってたんだよ。でもね、お仕事たーっくさんで、翔太1人でいーっぱい頑張ってたの。だからお疲れなの。もう少しだけねんねさせてあげて?」
康二「…にぃにこーじのこと好き?」
涼太「もちろん大好きだよ」
蓮「にぃに会いたいって言った?」
涼太「言ってたよ。毎日言ってた」
ラウ「にぃに1人でいーっぱいがんばった?」
涼太「うん」
ラウ「じゃあ、いい子いい子しなきゃだねぇ」
涼太「ふふっ、そうだね。いい子いい子してあげてくれる?」
3つ子『『うん♡』』
翔太side
どれくらい寝ただろう。目を開けば見慣れた天井。
そして、体の上に何かが乗っている重さと熱を感じる。
ゆっくり周りを見渡すと、左隣にはラウールの寝顔、右を向けば蓮の寝顔。胸の上には康二の寝顔が見えて、もう一度天井を見上げて記憶を辿る。
なんで3つ子がここに?
涼太「起きた?びっくりしたでしょ3人に囲まれてて」
翔太「涼太、これどうなってんの?」
混乱しているとちょうど涼太が部屋に入ってきて色々教えてくれた。
涼太「翔太はお疲れ様〜なんだよ、いっぱいお仕事頑張ったんだって言ったの。そしたら、にぃにいい子いい子ねー。よしよしね〜って言って翔太の頭撫でたりおててつないでたりしてたらそのまま寝たみたい」
翔太「そっか…」
涼太「もうすぐお昼ご飯出来るから起こしてあげて」
翔太「ん…」
寝ている3人の頭を優しく撫でる。
…ごめんな。怒っちゃって
起きたらいっぱい遊んであげよう。
end
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みぃ(プロフ) - 素敵なお話しありがとーございます。読めてとてもしあわせ(*´∀`*)です。 (6月30日 23時) (レス) @page22 id: 9fdcdf31de (このIDを非表示/違反報告)
美音(プロフ) - ゆきみ島さん!おかえりなさいませー!また、3つ子ちゃん達に出会えて嬉しいです! (6月24日 17時) (レス) @page20 id: 11db8967e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - 氷那さん» お返事遅くなりすみません!素敵なコメントありがとうございます!凄く嬉しいですし創作の励みになります!!亀ペースとはなりますが今年は出来る限り更新しようと思いますのでお時間ある時にまた読んで頂けると嬉しいです^^ (6月3日 19時) (レス) id: cd7c4ebae3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - Y11さん» お返事遅くなりすみません!こちらも読んで頂いていたのですね!嬉しいです!!ありがとうございます!向こうのリクエストの件はもう少しお時間頂けたらと思います…本当お待たせしてすみません(т-т) (6月3日 19時) (レス) id: cd7c4ebae3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - Kouさん» お返事遅くなりすみません!あっ、本当だ。全く意識してなかったんですが、確かにちいかわ笑よく気づかれましたね!すごい!!細かく読んで頂いてありがとうございます! (6月3日 19時) (レス) @page24 id: cd7c4ebae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきみ島 | 作成日時:2021年4月6日 19時