背伸び【相澤消太】 (ページ8)

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相澤｢個性は戻した…

ボール投げは2回だ、とっとと済ませな｣

緑谷くんは先生と話した後も小さな声で何かを言っている。

相澤｢『見込み…ゼロ…』｣

奇跡のシンクロ←

そこじゃない←

脳内1人ボケツッコミ←

緑谷｢あの痛み…程じゃない！！｣

しょうもないことをしているうちに緑谷くんのボール投げが終了する。

『…緑谷出久、705.3m』

緑谷｢先生…まだ…動けます｣

相澤｢こいつ…｣

麗日｢やっとヒーローらしい記録出したよー｣

本人より嬉しそうな麗日さん、可愛らしい

飯田｢指が腫れ上がっているぞ…

入試の件といい、おかしな個性だ…｣

青山｢スマートじゃないよね｣

凄い形相の爆豪くんと冷静な飯田くん、よく分からない青山くん。

メモの端に記入する。

だいぶ生徒のことも知れてきた。

爆豪｢どういうことだこら！！

ワケを言えデクてめぇ！！！｣

緑谷｢うわぁぁぁ！｣

『ちょっと！』

緑谷くんと爆豪くんの間に立ちはだかる、が…

爆豪くんは相澤先生の繰縛布に捕まっている

生徒の前でカッコつけようとしたのに阻止された

爆豪｢なんだよ…この布…固…｣

学生時代なんどあの布に捕まえられたことか…

相澤｢何度も個性をつかわすな…

俺はドライアイなんだ｣

勿体ない

強い個性なのに

勿体ない

相澤｢時間が勿体ない

次、準備しろ｣

ー・ー・ー・ー・ー・ー

相澤｢んじゃ、ぱぱっと結果発表

…

ちなみに除籍はウソな｣

先生の悪い顔が出る

相澤｢君らの最大限を引き出す合理的虚偽｣

このクラス楽しくなりそうだな