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34話 ページ35







呪霊を七海さんと祓い、お姉ちゃん呪いを解いた。



姉「……あ、れ?ここって……」



『お姉ちゃん…!大丈夫?
急に倒れたからびっくりしたんだよ!』



演技だけどしょうがないよね。



姉「……ごめんね、心配掛けて。
優也は?」



『おばあちゃんが今見てるよ。
てか、ここおばあちゃんの家だし。

体調は?良くなった?』



姉「あ、体が軽い…!
体調も良くなったし…よかったぁ……」



七海「それは良かったです。」



姉「えっ…と……」



『この人は七海さんっていって、お姉ちゃんをここまで運んでくれたんだよ。』



姉「えっ!?そうだったんですか?
ありがとうございます。

改めて、Aの姉の若海柚希です。」



七海「七海健人です。よろしくお願いします。」



報告書…増えちゃったよ…

てか、お姉ちゃん大体私たちのこと察してる。

お姉ちゃん気付いても口に出さないからね。



祖父「柚希、起きたか。」



姉「おじいちゃん。
うん、体調も良くなったよ。」



祖父「A、お前に話がある。」



『今行く。』



呪い関係かな。

おじいちゃんは見えている人だ。

昔、家と縁を切っておばあちゃんと出会ったらしい。苗字は五条。つまり、私は五条先生と親戚ということ。



祖父「…呪術師になったんだな。」



『うん、生半可な気持ちでなんかやってない。
ちゃんと本気だよ。』



祖父「儂が五条家と縁を切って、呪術師から遠ざけようとしたっていうのに……お前は…」



『あはは…五条先生に勧誘されたし、人生で後悔したくないから。』



祖父「…頑張れよ。」



『……はい!!』



祖父「それからこれを渡しておく。」



『刀?』



祖父「儂が昔使っていたやつだ。
特級呪具ー魔羅仇ー」



まらぐ…?
てか、特級呪具って…おじいちゃん何で持ってるのさ…



『でも、私短剣持ってるよ?』



祖父「一応持っておけ。
儂が持ってても使わない。」



おじいちゃんに刀を貰い、その場を後にした。

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作者名:卵かけご飯 | 作成日時:2022年1月3日 22時

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