31話 ページ33
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おじさん｢全く…なんであんな嘘をついたんだ。｣
ゴウ｢なっ！？バレてました…？｣
おじさん｢はっはは！
バレバレだよ。でも、君の嘘にはヒバニーも目を丸くしてたな。｣
ゴウ｢ヒバニー？｣
サトシ｢って、あいつの名前？｣
おじさん｢あぁ、そうだよ。｣
ガラル地方のポケモンだから、気付かないのも当然か。
ゴウ｢ヒバニーか……
ロトム、ヒバニーのデータを見せて。｣
《ヒバニー、うさぎポケモン
ほのおタイプ
戦う準備が整うと鼻の頭と足の裏の肉球が高熱を発する。その、後ろ足には幸運が宿ると言われている。》
サトシ｢へぇ！｣
ゴウ｢体が白い！
アイツは茶色いけど…｣
『態と泥で汚してるんじゃないかな？』
おじさん｢その通りだ。｣
ゴウ｢えっ……なんでそんなことを…｣
おじさん｢クスネ達は昔からこの街にいるポケモンなんだがな、誰とも関わらずなんていうか…まぁ、精一杯突っ張って生きてきた奴らなんだ。
そんな時、ヒバニーがやってきたのさ。
アイツは泥で全身を茶色く塗ってなぁ。
多分、クスネの仲間に入ろうとしてたのかもしれねぇな。
いつの間にかアイツはクスネ達のリーダー的存在になっていたのさ。｣
サトシ｢そうなんだ。｣
おじさん｢おかげでクスネ達は腹を空かせることも無くなった。けどな…この街で生きていくためとはいえ、奴らの悪さには困っているのも事実だ。｣
…そうなんだ。
ゴウがヒバニー達に近づいた。
ゴウ｢もしかしてさ…
お前たち、今みたいに生きていくしか無いって諦めてないか。
諦めるなよ。
世界は広いんだ！
行きたいと思ったら何処にだって行けるし色んな奴と会える。だからさ、色々やってみればいいじゃん！｣
サトシ｢ゴウの言う通りだぜ！｣
『まぁ、偉そうに言っているゴウも最近気付いたんだけどね。』
ゴウ｢なっ！元々思ってたし！｣
サトシ｢えぇ？そうか？｣
ゴウ｢そうだよ！
あ、それからさ！
お前の後ろ足には幸運が宿るんだって。
だからもし、嫌なことがあったら自慢のキックで蹴り飛ばしちゃえ！｣
サトシ｢な！そんなこと言っちゃってお前、蹴り飛ばされたらどうすんだよ！｣
ゴウ｢えぇ！？｣
ヒバニーはサトシを蹴り飛ばした。
『そういうこと言うから蹴り飛ばされるんでしょ。』
ピカチュウは怒ってヒバニーを追いかけ回した。
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ウイ(プロフ) - このシリーズ大好きです！また最新してくださることを願っております (2022年3月12日 4時) (
レス) id: c9af61cc6e (このIDを非表示/違反報告)
卵かけご飯(プロフ) - おもちさん» そのように解釈してもらって構いません。特別と書いているので他のポケモンとは少し違うと言う感じです。説明不足ですみません… (2022年1月26日 19時) (レス) id: cbdaed3b34 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - イーブイとガーディが進化したとき、どっちも石は使ってないって書いてありましたが、ガーディはほのおの石を使わないと進化できませんよ？それが、売られそうになったときの「特別なイーブイとガーディ」ということなのでしょうか？ (2022年1月26日 18時) (レス) @page6 id: c05aa2aa81 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - この話に出てきてたサーナイトナイトは使わないですか？ (2021年8月10日 10時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキロラ | 作成日時：2021年7月17日 18時
