疑問。 ページ37
Aside
私が歌った曲を一通り流し終えた時。
ふと気になったことを聞いてみた。
｢私より皆さんの方が歌上手な気がするんですが…｣
｢いやぁ、俺らは楽器の演奏重視して歌の練習ほぼほぼしてなかったもんで…｣
志麻先輩が頬を掻きながら恥ずかしそうに言った。
これも原作にはなかった。
慎重に進めていかなくちゃ。
｢そのせいで楽器の方はいいんですけど歌が壊滅的になってしまって…｣
センラさんがやれやれといった様子で話す。
｢でもなんでか知らないけどいっつも皆褒めちぎってくるんですよ〜
何ででしょうか？｣
天月くんはニコニコと話す。
それは君達がイケメンなのと本当に歌が上手いからだよ…
そう言いたい気持ちを抑えて呟く。
｢皆の歌声ってどんなのなんだろう…｣
皆に聞こえるか聞こえない程度。
誰かが聞きつけて、1曲歌ってくれるだろう。
まふくんが私の呟きに気づいたみたいだ。
｢…じゃあ、�爐椶�達�瓩�歌います！｣
｢おー、歌うかー。ちゃんくろ、天月、手伝ってー｣
まふくんが放った言葉。
ぼく達。
つまり、そらるさんも歌う。
まさか生歌が聞けるなんて…！
感動のあまり、また倒れそうになったが、今度は堪えた。
あまりの嬉しさに悶えている間に準備が終わったようだ。
｢…いきます。『セカイシックに少年少女』｣
あの曲だ。
私の、大好きな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
だいふく。(プロフ) - 波さん» 評価ありがとうございます！これからも面白いと思える作品を作っていけるよう頑張ります！ (2018年11月3日 15時) (
レス) id: 40700e07b1 (このIDを非表示/違反報告)
波 - だいふくさんの作品おもしろいwwwだいふくさんコメント返してくれることからすごく優しい人だとわかる！！★★★★★★★★★☆←ポチ♪ (2018年11月3日 12時) (レス) id: 3a7b075e71 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく。(プロフ) - 雨さん» 応援ありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年11月1日 22時) (レス) id: 40700e07b1 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 夢主ちゃんの性格とかめっちゃ大好きです！ 更新頑張ってください！ (2018年11月1日 22時) (レス) id: c38e501463 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく。(プロフ) - ゆ ぅ 。さん» 笑ってもらえて何よりですw応援ありがとうございます！ (2018年10月29日 21時) (レス) id: 40700e07b1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：だいふく。 | 作成日時：2018年10月8日 2時
