乙ゲーの世界に転生したけどヒロインではなくモブだったのでモブインになって逆ハーを目指す【歌い手】

神様。 ページ4

Aside



｢ん…ここは…？｣



気がつくと、そこは何も無い真っ白な空間だった。

死後の世界かな。



｢お主、目は覚めたか｣



突然目の前にロリが現れた。


…可愛い。



｢ここって何処ですか？｣



そんな思いを飲み込んで質問した。



｢ここは死後の世界じゃ。お主はらいぶ帰りに交通事故に遭って死んでしまったのじゃ。｣




その見た目でおじいちゃん言葉とかくっそ萌えるなぁ…


カタカナを言えてないのもまた萌える。


可愛い…。(2回目)



｢そうなんですか…死んじゃったか…｣



また思いを飲み込んで呟いた。


ここで、｢可愛そうだから転生させてやる｣とか言ってくれないかなぁ。



｢ところで、お主死ぬ直前に｢乙げーの世界に転生させてください｣と願っていたな？｣



｢はい…｣



まさかこれ…



｢その世界に転生させてやる｣



キタァーーー!!



｢本当ですかっ?!｣


興奮してロリの肩を掴む。



｢うむ、だからその手を離すのじゃ。｣



｢わ、すみません!!｣



慌てて手を離す。



｢よい。気にするな。で、その乙げーのたいとるを教えるのじゃ。｣



｢ハンサムB☆Y'sプラス〜恋する君に死ぬほど夢中〜です！｣


するとそのロリはスマホのようなものを操作しだした。


｢はんさむぼーいずぷらす 恋する君に死ぬほど夢中 …これじゃな。

…よし、準備はできたか？｣


｢はい！いつでもOKです!!｣



｢じゃあ、楽しんでくるのじゃぞ｣



ロリはそういうと何かのスイッチを押した。



体が光に包まれる。



｢はい！ありがとうございました!!｣


｢ちなみにわらわはろりではないぞ、馬鹿者｣



まさかの心の声が聞こえてたパティーン。



｢すみません…じゃあ、さようなら！｣



次の瞬間、私は意識を失った。

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