【HQ】国家特別防衛部隊 2

もう逃げない 44 ページ4

貴「今、そのUSBを返してくれたら、、、
殺しはしない、、だけど、返してくれないん
なら、、、」





「USB」という言葉に反応する敵

アルファーと呼ばれた男は思い出したかのように
ポケットからUSBを取り出した

USBは何かの入れ物に入れてたらしく、破損はしていないようだ



貴「、、返答は？」


まぁ、この問いかけの答えなんて聞かなくてもわかってるんだけど

人を殺めるとき卑怯だが、理由が欲しい

そう思ってしまう




2「はっ！返せって言われて返すバカがこの世に
いるか！？これがあったら、世界は俺たちの
ものなんだ！！」



状況があまり把握できていない、防衛隊の4人や生徒たちは何の話をしているのかわからないだろう

だいたい、この襲撃があんなUSBのためだったなんて納得ができないはずた


アレのために一体何人の若い命が失われた



心の底に溜まっていた怒りがふつふつと湧き上がってくる

一体、命をなんだと思っているんだ


そして私は、、、その失われた命を少なからず
救えたはずだ

自分が弱くなければ

自分にもっと強い心があれば







.









.







貴「、、、、、、、交渉、、、、決裂」



ツミヲカサネルトキガキタ





ショセンワタシニハ、コロスコトシカデキナイ






貴「後悔する間も与えずに、殺してあげます」



グリム・リッパーを刀へと変えて構える


あいつらの喉元に剣尖を付け出した

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