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轟焦凍side
『 失礼します 』
そう声をかけて保健室のドアを開けたが、リカバリーガールは居ないみたいだ。
Aが居るであろうベッドのカーテンに手を伸ばし、手をかけたところで一度手を止めた。
Aは大丈夫だろうか。
でも、こういうのって勝手に覗いていいのか？
『 …… 』
少し待ってみてもリカバリーガールが帰ってくる様子は無い。
もう一度カーテンに手をかける。
何だか悪いことをしている気分だが、Aの無事を確かめたい。
ごめんな、と心の中で謝って、恐る恐るカーテン開くと、Aはすやすやと寝息を立てていた。
その姿に、ほっと胸を撫で下ろす。
ﾘｶﾊﾞﾘｰｶﾞｰﾙ「女の子のベッドを勝手に覗くんじゃないよ 」
『 ！ 』
ペシッと背中を叩かれ振り向くと、リカバリーガールが立っていた。
ﾘｶﾊﾞﾘｰｶﾞｰﾙ｢ その子ならまだ眠ったままだよ。もうじき目を覚ますはずさね。ほら、分かったらさっさと帰りな ｣
リカバリーガールが言うのなら間違いないだろう。
……不安になることなんて、何も無いはずなのに。
『 ……リカバリーガール 』
ﾘｶﾊﾞﾘｰｶﾞｰﾙ「 なんだい？ 」
『Aが起きるまで、付き添わせてもらえませんか』
ﾘｶﾊﾞﾘｰｶﾞｰﾙ｢ 付き添いなんてなくても大丈夫さね ｣
『 無理言ってるのは分かってます。でも、お願いします……Aの傍に居させてください 』
リカバリーガールは少しの沈黙の後、小さく溜息を落とした。
ﾘｶﾊﾞﾘｰｶﾞｰﾙ｢ ……しょうがないねぇ。ただし、暗くなる前には帰るんだよ ｣
そう言って、リカバリーガールは用事があるからと保健室を出ていった。
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来世は天海くんと最原くんのかれぴになりたい - くっ！轟焦凍！（色々な意味で）罪な男め！ (2021年8月3日 17時) (
レス) id: 06f475297c (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 凄く面白いです！これからも応援しています！ (2021年6月20日 19時) (レス) id: 325c7d0f3b (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 初めまして！コメント失礼します！続きめっちゃ気になります！更新頑張ってください！ (2021年5月10日 22時) (レス) id: 8725c53e57 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - コメント失礼します！この作品凄い面白くて好きです!!更新頑張ってください！ (2020年12月19日 13時) (レス) id: d619c22750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキ | 作成日時：2020年7月5日 17時
