第９話 ページ11
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振り返った先にいたのは、案の定紅白頭の彼で。
突然のことに戸惑って、どう返事をしたらいいのか分からない。
少しの沈黙のあと、先に口を開いたのは焦凍くんだった。
轟「 今日、一緒に帰らねぇか 」
『 ……え？』
彼の言葉に、一瞬自分の耳を疑う。
焦凍くんが私を誘うなんて、もしかして夢でも見てるの？
いや、夢だとしても都合が良すぎるんじゃ……
轟「 ……嫌ならいい 」
なかなか返事をしない私に痺れを切らしたのか、焦凍くんはスタスタと歩きだしてしまった。
『 あ…… 』
気づいたら私は、
『 ……待って！』
焦凍くんを追いかけて、彼の服の裾を掴んでいた。
……やってしまった。
もう期待しないって、決めたのに。
私の気持ちとは裏腹に、体は勝手に動いてしまう。
ああ、どうしよう。
自分で引き止めておきながら、次の言葉が思い浮かばないなんて、本当にどうしようもない。
頭の中で、ぐるぐると必死に言葉を探す。
『 い、嫌じゃない！から、一緒に、帰りませんか……！ 』
何とか紡いだ言葉は、震えていて。
彼の返事が怖くて、ぎゅっと目を瞑る。
轟「 ……ああ 」
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『 ……え？ 』
ぱっと顔を上げる。
私の聞き間違い……？
今、焦凍くんが�猯匹�った�瓩辰童世辰燭茲Δ福帖�
轟「 行くぞ 」
『 う、うん…… 』
もうどうにでもなれ！なんて半やけくそになりながら、彼を追いかけて、急いで教室を出た。
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来世は天海くんと最原くんのかれぴになりたい - くっ！轟焦凍！（色々な意味で）罪な男め！ (2021年8月3日 17時) (
レス) id: 06f475297c (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 凄く面白いです！これからも応援しています！ (2021年6月20日 19時) (レス) id: 325c7d0f3b (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 初めまして！コメント失礼します！続きめっちゃ気になります！更新頑張ってください！ (2021年5月10日 22時) (レス) id: 8725c53e57 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - コメント失礼します！この作品凄い面白くて好きです!!更新頑張ってください！ (2020年12月19日 13時) (レス) id: d619c22750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキ | 作成日時：2020年7月5日 17時
