『好きって言ってみた!』まふさんver ページ1
はい!画面の前の皆さんどうも!Aです!
今日はですね!つい先日!付き合い始めたまふまふことまふくんに好きって言ってみようと思うんです!!!
え?理由?いやぁ…そのですね?付き合い始めたまではいいんです、けどその後ですよ…
やっぱりお仕事柄忙しいのはわかってはいたんですけど…まともにいちゃいちゃ出来たのは付き合い始めたその日だけって言っても過言じゃないぐらいで…
まともにこう…言葉も交わす時間もなくて…
あれ?これすぐに別れるやつでは?と思って…これはまずいと…それでですね…ハイ…←
ま、まぁ!何はともあれ!好きな相手に好きと伝えることは何も悪いことではありませんし!!善は急げです!!
今まふくんは相も変わらず作業部屋に籠って作詞作曲に励んでる真っ最中
邪魔はしない様にって今までは入ってこなかったんだけども…今日だけは失礼します…!
ゆっくりとドアを開けるとドアの向こうにはヘッドフォンを付けてPCとにらめっこしているまふくんの姿
少し顔色も悪いし、目の下の隈も明らかに酷くなってる
あぁ…心配だよ…もう…
さて、どうやって声をかけようか…?
悩んでいると
ま「あー!もー!!なんなのほんっとに!!!」
急にまふくんがヘッドフォンを外し机を殴る様に叩いて声を荒げるものだからひっ、と声を漏らして驚いてしまう
するとまぁ、当然の如く気付かれてしまう訳でして
ま「え…ぁ、い、いつからそこに居たの!?」
慌てて聞いてくる姿はちょっと可愛い((
『…えーと、うん、結構前から…?』
ま「あぁぁ…ご、ごめん…ビックリさせちゃったよね…?」
申し訳なさそうに眉を下げるまふくん
あぁもう、違う、こんな顔させたくて部屋に忍び込んだんじゃないよ…!
『ね、ねぇまふくん!』
ま「…なぁに?」
あざとく首を傾げるまふくん、かわi((じゃなくて!!!
『…好き、だよ』
付き合い始めて以来の言葉
恐る恐る様子を伺うと、ぽかん、とした顔で私を見ているまふくん
『あ、あの…?』
声をかけるとはっとしたかと思うと片手で自分の顔を隠してもう片方の手で私の目を隠してくる
『えっ、え、な、なに!?』
ま「っ、ご、ごめ、今…顔…見ないで…っ」
指の隙間から見えたまふくんの顔は耳まで真っ赤だった
『っふふ、好き、大好き』
ま「もう…!………ぼ、僕だって…好き…ですよ、Aの事、誰よりも大好きです!」
『!!?』
今度はどうやら私が赤面する番の様です…
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作者名:蝉時雨 | 作成日時:2019年10月29日 23時