転生した美人ちゃん、今世では愛されます!? (ページ9)

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Episode8 ページ9

私は気がついていた。通りすがりのﾓﾌﾞ男が付けた物の正体を。

『なんか偶然使えたんですよー』ﾎﾞｰ

ク「偶然使えたんですよーって言われても、うーん
　あ！そうだもう一度魔力を計りに行きましょう！
　そうしたら何か分かるかもしれません！」

ｸﾞﾗｯ

あれ、景色が歪む？

ｸﾞｳｧﾝ
ﾊﾞﾀ

グ「な！どうしたんだゾ！」

エ「A、大丈夫か？」

デュ「無理してないか？」

ケ「監督生ちゃん、無理はしちゃダメだよ」

ト「ああ、そうだな。無理は禁物だ。」

リ「すまない。僕のせいで。」

『リドル君が落ち込む必要はないよ。私が勝手にやったんだから、むしろ
　私の方こそゴメンね？それと、みんな怪我はない？リドル君は動いて大丈夫？』

リ「僕たちは問題ないよ。それより、君は問題ないのかい？」

『うん！まったく平気だよ！』

エ「嘘だな。」

『へ？』

ケ「だって現に転んでたでしょ？」

ト「はあ、ほんとに大丈夫だったら転ばないだろ。」

デュ「嘘は良くないぞ！」

『本当だってば、ほら、行くよ！』

ｸﾞｷﾘｺﾞｯﾂﾊﾞｷｯ

『「あ」』

大丈夫か！私の足！とても痛い音ランキング3位が一気に
全部聞こえたぞ！かなりヤバい音が！

『気をとりなおして、さあーいこう！』

「「「「「(今の絶対大丈夫じゃない。)」」」」」

あああああああああああ！、めっちゃ痛い！！！。
帰ったら蒼兄さんに見てもらお(^-^;

「汝の魔力は無限に増えつづけている。今もこれからも。
マレウス・ドラコニアとも互角に渡り合えるだろう。」

私は8色に輝く¨髪飾り¨に触れた。

きっとこれがリドル君のブロットを吸収したんだわ。
だから、元々真っ赤だったところがどす黒い不気味な色になっているのね。

そう、この髪飾りは通りすがりのﾓﾌﾞ男が付けて行った物。
私は何度も取ることを試みたが無理だった。
取れなかったのだ。

後、あのハーツラビュルりょっ

ﾊﾞﾝ!!!!!!

な、何？

すると、一人の弱そうな子が4,5人の屑に絡まれていた。

ああ、もう二度と目にしたくない光景だな。

仕方ない。助けるか。

『【氷の雫華舞(アイシクルレインセコンド)】！』

周囲には花畑が広がっていた。そこに、氷で出来た蝶が一匹。
私に触れると、辺りの花畑は消えていた。だが、半径100メートル以内にいた
いじめっ子は誰一人として動いておらず、全員凍っていた。

そこから彼女は別名、

華蓮な雪の女王