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9話 ページ9

kj「ラウール」

ru「ん…?あ、康二くん」

kj「もうご飯、だよ?」

俺はいつの間に眠っていたらしく、康二くんが呼びに来てくれた

kj「じゃ行こっか!」

なんだろう…
やっぱ康二くんにはなんか違和感あるんだよな…





「「「いただきます」」」

ru「美味しい…!」

お弁当や冷凍とは全然違う…

dt「今日はねラウールが提案してくれたの」

fk「俺もちょうど舘さんのハンバーグ食べたかったんだよね!」

sk「舘様のハンバーグは世界一だからね!」

なんかあったかいな…
みんなで座って、話して、食べて…

iw「ラウール!?どうした!?」

ru「え?」

いつの間にか俺の目からは涙が出ていた

dt「やっぱり美味しくなかった…?」

ru「ううん、すごい美味しいよ。それにみんな楽しそうで、雰囲気が明るくて…あったかくて…」

前はそんなこと無かった

家に帰っても、お母さんはいないか居ても1人で食べていたから

この空間が嬉しくて…

fk「この家のルールは仕事がめっちゃ遅くならない限りみんなで食べるの。だからね、今度からいつもみんなで作る食べれるよ」

ru「うん…!」

すると…

nb「ん」

翔太くんが俺のさらに自分のハンバーグを半分くれた

kj「しょっぴーが珍しい…」

nb「お前高校生だろ。だからたくさん食べれば」

ru「ありがとう翔太くん!」

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作者名:月乃澄玲 | 作成日時:2022年6月23日 0時

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