26話 ページ26
ru side
目が覚めると病院だった
隣を見ると俺の手を握りながら、座って寝ているふっかさんがいた
おれが動い他の気が付いたのか、
fk「ん、んぅ?っ!ラウ!」
ru「ふっかさん」
fk「っ、ラウ…良かった…」
ru「ずっと握っててくれたの?」
fk「もちろん、良かった目が覚めて…」
そう話してると
iw「ラウール!」
ru「岩本くん!」
iw「ど、どう?痛いとことかある?」
ru「大丈夫だよ。」
iw「よかった…とりあえず先生呼ぶか」
俺は軽い怪我だった
お母さんも軽い打撲で済んだらしい
fk「今さお兄さんとお母さん来てて、3人で話したいって言ってるんだけどいいかな?」
ru「うん」
fk「わかった」
コンコン
ru兄「どう?体調の方は?」
ru「大丈夫。それで話しって?」
ru兄「眠ってる間に決めたんだ。…おれが母さんと一緒に住むよ」
ru「じゃあ俺は?」
ru兄「皆さんと住んでいいよ」
ru「ほんと!?」
ru母「ラウール」
ru「なに?」
ru母「ラウールが眠ってる時に、深澤さんとお話したの」
ーーーーーーーーーーー
ru母→母
fk「すみません、どうしてもお話したくて」
母「なんでしょうか?」
fk「あ、僕ラウールくんと一緒に住んでいる深澤辰哉と申します」
母「ラウールの母です」
fk「この前、僕がラウールくんの部屋を入るととてもうなされて寝ていました」
母「うなされて…」
fk「そして起きてなんて言ったと思います?」
母「わからないです…」
fk「愛情ってってなんだと思います?って聞かれました」
母「愛情…」
fk「普通まだ18歳の子がそんなこと聞いてくると思います?その時に限らず、ラウールはよくうなされていました」
母「…」
fk「なんでもっとラウールのこと愛してくれなかったんですか?大事な子供なんですよね…?」
母「あの時は仕事、仕事で…」
fk「そんなの言い訳ですよ。置いていかれた子供の気持ちも考えてください?しかもそれで自分の都合でまた一緒に住みたいって勝手すぎますよ…」
母「ラウール…」
fk「ラウールは僕たちを選んでくれました。あなたがラウにあげなかった愛を僕達は全力であげます。なので僕達とラウが一緒に住まさせてください」
母「わかりました。ほんとにすみません…」
fk「謝るのは俺ではないです。」
母「はい…」
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作者名:月乃澄玲 | 作成日時:2022年6月23日 0時