白色の彼へ愛情を【ru】

24話 ページ24

ru母｢だからね、私は…」

ru｢ごめんだけど、俺はお母さんとはくらさないよ」

ru母｢な、なんで！？お母さんは可哀想だと…」

ru｢自業自得だよ」

ru母｢い、いいの！？あなたのお母さんと、本物の家族とくらさなくて！？」

ru｢俺にはお母さんよりお母さんな人がいるから。」

ふっかさん…岩本くん…みんな…

ru母｢お願い…私にチャンスをちょうだい…またラウールのことを育てさせて…」

ru｢ねぇ、お母さんが俺が1番欲しかったものってなにかわかる？」

これの返答によっては俺の考えも変わるよ…

ru母｢…何かしら…？あ、お金？やっぱり裕福な家になりたかった…」





ru｢決めたよ」

ru母｢じゃあ！」

お母さんは結局わかんなかったんだね

おれが1番欲しいものが

ru｢俺はやっぱり一緒に住まないよ」

ru母｢ラウール…」

バンッ

話していると急にドアが空いた

ru母｢あ、あなた…！？」

これがお母さんの再婚相手…

「なぁ、こいつ誰？」

ru母｢む、息子…」

「へぇ、俺子供嫌いって言ったじゃん。何連れて来てるんだよ」

ru母｢ち、違うの…」

今のうちに…

「おい、何やってんだよ？」

ru｢…」ﾎﾞｿｯ

ドンッ

ru｢っ…」

俺は再婚相手に押されて後ろの棚にぶつかる

「ちょうど新しい相手が欲しかったんだよな」

そう言って相手は、俺に殴りかかる

ru｢いっ…」

「お前の母さんもだけど、やっぱり綺麗な顔って壊しがいあるよな？」

ru母｢その子には…手あげないで…」

「うるせぇ！！」

俺のせいでごめん…

「さぁ、お前はあいつよりどれくらい耐えれるかな？」

お願い…早く来て…

「おらよっ！」

また殴られそうになった瞬間

バシッ

25話→←23話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す