13話 ページ13
俺の理想のお母さんのふっかさん…
ほんとにかかえてるものなんかあるのかな？
？「ラウール？」
えっ…
この声は…
ru｢お兄ちゃん…？」
そこには俺が小さい頃に離婚してる疎遠になっていた兄がいた
ru兄｢…ちょっとあっちで話せる？」
ru｢…うん」
なんか緊張するな…
ru兄｢久しぶり、元気にしてた？」
ru｢お兄ちゃんこそ、あ、お父さん元気？」
ru兄｢元気だよ。母さんは？どう？相変わらず？」
ru｢お母さんならもう知らないよ。俺お母さんに捨てられたから」
ru兄｢え？冗談だろ？」
ru｢ううん、最低限のお金を置いてどっか行っちゃった」
ru兄｢…だったらちょうど良かった。実はさ前からさもしラウールにあったら3人で暮らしたいって話してたんだよ。だから！」
ru｢ごめん、お兄ちゃん。俺もう一緒に住んでる人いるんだよね」
ru兄｢一緒に住んでる人？」
ru｢俺のことを救ってくれた人達と一緒にシェアハウスをやって…」
ru兄｢それってつまり全く知らないやつと暮らしてるってことか？なぁ、ラウール。俺たちと暮らそう」
ru｢え？なんで？だから俺はその人たちと…」
ru兄｢ラウール、お前はまだ未成年なんだ。その弟が赤の他人で、誰かもわからないやつと暮らしてるって、不安でしかないだろ！？」
ru｢最初はそうだったけど、ちゃんと関わってみるとみんな優しっ」
ru兄｢今はだろ？もしかしたら今後本当は未成年のお前を利用して…」
ru｢みんなのこと悪く言わないでよ！」
酷いよ…
ふっかさんたちはそんな人じゃないよ…
？「ラウール？」
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作者名：月乃澄玲 | 作成日時：2022年6月23日 0時
