53話 ページ8
「ガゼル？！」
「バーンまでもがなぜここに…」
緑川と基山が叫んだ
アフロディの両隣からやって来た銀髪の少年と赤髪の少年も知り合いらしい
そういえばエイリア学園通りを調べたときに見たことあったな
「涼野風介、南雲晴矢。彼らもまた僕のチームメイトだ」
「それじゃまさか…」
「そう、韓国代表ファイヤードラゴン」
ん？円堂達の知り合いでFFに出てたてことは日本在住だろ？なぜ韓国の代表に
「でもなんで…」
みんなもそう思ったようだ
「不思議ではないだろう？僕が母国のチームに選ばれたとしても」
「母国？」
なるほど、母国か
「俺達はアフロディにスカウトされてこのチームに入ることを決めた」
「もう一度、君たちと戦うためにね！」
「かつての僕たちとは思わないことだ。各々が過酷な特訓重ねた」
「それにこのチームにはチェ・チャンスウがいる」
長身の奴が前にでてくる。こいつがチェ・チャンスウ
「はじめましてイナズマジャパンの皆さん。いい試合にしましょう」
「ああ」
なんだ、普通の奴じゃないか
「でも気をつけて…決勝戦のフィールドには竜がいますから」
最後に意味深なことを言ったけど。竜ね…
ふむと考えているとき、戻ろうとしているアフロディと目があった
「君…いや、なんでもないよ。君のプレー楽しみにしているよ」
『？ああ』
どこかで会ったことあるっけ？あっちは私のこと知ってるみたい。私も一方的に知ってるけど
まぁこういうのよくあるからいいか
その後、メガネからチェ チャンスウの恐ろしさについて教えられた
完全なる戦術、竜を操るもの
あーこれで士気がさがらなければいいんだけど
「すっげぇな…でも、おもしろいじゃねぇか！よーし、やろうぜみんな！決勝戦だ！」
円堂がいるし杞憂だったか
でもなんだろう、みんな決勝戦にかける思いは熱いけれどバラバラなようなそんな感じがする
さっきの子…とても写真の子に似ていた
僕がまだあの人の力を借りていたとき
一度だけあの人が慈愛満ちた顔で写真が入った懐中時計を見ていたことがあった
それは針が止まって壊れていたため時計としては使えなくなっている
だからなぜ出しているのかなぜ身に付けているのか写真の黒髪の子は誰なのか
あの人があんな顔をする理由が無性に気になった
普段は「関係ない」と一蹴されるけれどそのときはとても機嫌がよく、疑問に答えてくれた
「娘達がくれたものでとても大切なものなんだ」と
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ヌラ(プロフ) - わいさん» ありがとうございます！！コメントめっちゃ嬉しいです！これから新生活に入り、更新はあまりできないかもしれませんが頑張ります！！本当にコメントありがとうございました！！ (2020年3月16日 23時) (
レス) id: 7144622ce0 (このIDを非表示/違反報告)
わい - めっちゃ面白くて何度も読んでます！！！続きが気になって気になってしかたないです笑笑続編もおめでとうございます！言うのが遅れてすみません、、此れからも応援してます！！ (2020年3月16日 16時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヌラ | 作成日時：2019年1月5日 5時
