溺れる想い[Fischer's] (ページ25)

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シ「ひとりで居させるのが危険なのはわかる。」

モ「うんうん。でもマサイの家じゃなくても良くない？」

シ「お前前科があるしな。」

モ「え、ちょっと前科ってなに！？」

そんな2人は御構い無しにマサイくんはわたしに聞いてくる

マ「まあ確かに俺の家である必要はない。でも俺かシルクの家にいれば誰かしらいるし安全だとは思うんだ。まず俺らのどちらかの家に住むってのはどう思う？」

自分の家にいても確かに安心はできない。
常に誰かいてくれたほうが心的にも楽かもしれない

『それはお願いしたいです…』

シ「まあ、Aが安心できる方でいいのかもな。どっちかはゆっくり決めよう。とりあえず荷物とかどうするか…着替えとか欲しいもんな。」

わたしが持って来たのは財布など最低限のものが入ったカバンとアウターのみ、
家に戻れば取りに帰ることはできるけど…

モ「まだ元カレいるのかな」

『わからない…駐車場に車がなかったらいないかもだけど…』

シ「まあ今日は危険だな。」

【ガチャッ】

ン「おはよー。」

『あ、ンダホくん。おはよ～』

マ「おはようって時間じゃねぇだろ…」

シ「あ、いいこと思いついた。ダホ、車出して。お前らも出かける支度しろ」

モ「？？」

シ「いまからAの必要なもの買いに行くぞ」