溺れる想い[Fischer's] (ページ13)

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彼らはページ13

マサイくんに服を借り直して
シルクくんとマサイくんと一緒にマサイくんの家を出た。

どうせ戻って来るし、と言ってカバンや着替えは置いとかせてもらった。

シ「ただーいまー」

シルクくんの家に着くとすでに賑やかな声が聞こえている。

マ「何？全員いるの？今日」

シ「そ、あとお前らだけだったんだけど遅いから迎えに来たわけよ」

全員？そんなにいっぱいいるのかな？なんて考えながらシルクくんのお家に上がる

『お邪魔します…』

シ「マサイたちやっときたぞー」

マ「おっすー」

2人に続いて部屋を覗き込むと…

大きくて優しい笑顔の人とシルクくんよりも筋肉質な人とぬいぐるみで遊んでいて、

メガネをかけた人と細い人が携帯片手に何やら話をしていた。

その中にはモトキくんの姿もあった。

今朝のことを思い出すとモトキくんのことをあまり見れない…

モ「あっ！Aだー！」

モトキくんは私を見ると声をかけてくれた。
その一言で初対面だった4人もこちらを見る

あまり一斉に見つめられたのでマサイくんの背中に隠れる

モ「Aといつの間にそんなに仲良くなってたの、てかその服マサイのでしょ！」

シルクくんがモトキくんをなだめて、私は部屋の中に入った。

？「この子がさっき言ってたモトキに誘拐された子？女の子だったんだ～
よろしくね、俺のことはンダホって呼んで！」

大きくて優しいお兄ちゃん。という感じの人が笑顔で話しかけてきてくれる。

？「ぺけたんだよー！よろしくね！
あ、あっちのメガネがダーマで…あの筋肉がザカオっていうの！」

ぺけたんさん自分だけではなく残りの2人の紹介もしてくれた、

ザカオさんは笑顔でよろしくねーと手を振っていて
ダーマさんは軽く会釈をしてきた。

『Aです！よろしくお願いします。』

皆さんに挨拶をするとシルクくんがこちらにきてくれる。

シ「今日から俺らはAの仲間だから。頼ってくれよな。何かあったら誰かに言え、俺らがみんなで助けるから。お前は【Fischer's】の仲間だ！」

そう言ってニコッと笑ってくれる。

新しい生活が始まるといいな…