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『おじいちゃん、ありがとうね』

すぐそばにいたもう一人のおじいちゃんの頭を撫でると、彼は気持ち良さそうに目を細めて吠えた。


『あ、そういえばジョングク、お仕事もう時間じゃない?』

JK「あー、そうだね。うん、そろそろ行く」

『玄関までおくるー。おじいちゃんも行こう』

JK「だから、おじいちゃんて名前はやめて…」


げんなりしている彼の背中を押して、私とおじいちゃんは玄関へと向かった。


君とこんな風に一緒にいられるだなんて、高校生のころの私が知ったらどう思うのかな。

きっと、びっくりして腰抜かしちゃうだろうな。

そんなことを考えながら、たくさんの書類が入った鞄をジョングクに渡した。

ジョングクはそれを受け取ってから、暫し考え深げに私を見つめてきた。

不思議に思って首を傾げると、ジョングクは突然私の頭を撫でてきた。


『?なに』

JK「いや、なんでもない」

『なんで笑ってるの?』

JK「夜が楽しみだなーって」

『セクハラで訴えますよ』

JK「冗談だよ」


ふはっと笑うジョングク。全然笑いごとではない。

でも、なんだかジョングクが嬉しそうだったので、私もだんだん心があったかくなってきた。


ジョングクは、常に私の生活の中心にいる。

君がいて、私がいて、毎日が過ぎてゆく。

朝も昼も夜も、君の存在を感じながら、過ごしている。

そうするとね、不思議と毎日が楽しくなっていくのです。

君の大切さを実感するのです。



だから、どうか明日も、私と一緒に、生きてください。

私と一緒に、笑っていてください。

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設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ぽにょ | 作成日時:2017年3月16日 20時

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