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壱佰捌) 襲撃・漆 ページ7

A「意志を捨てきれない...」



哀燐「あれは未だに自我を保とうと必死だからね」

哀燐「せっかくご主人様が力を分けて下さったのに」



A「....」




何となくわかった、黒蓮がおかしくなった原因が

白鈴も言ってたみたいに ここ数年の異変

それは月に魅(スダマ)が増え始めた時期だ


つまり、黒蓮の異変は魅が関係してるって考えるのが妥当だ



あぁ腹立たしい

もしこれが星樺妃の仕業なら、もっとね



A「じゃあ、黒蓮はあなた達に何かされたってことね」



哀燐「されたんじゃなくて"してあげた"だよ」



ビキッ



私の中のなにかが切れた



ビュンッ



哀燐との距離を一気に詰める

そして拳を振り下ろす


しかし、哀燐も拳を交わす


だけど私も避けられてばっかりじゃない

哀燐が避けたと同時に脚を振り上げる



ドゴォォォォォン



さすがに受け身は取られたけど攻撃は確実にはいった

すかさず距離を詰めてさらに攻撃を仕掛ける







互いに交わして交わされてが続くが

Aの攻撃の方が圧倒的に上だ



哀燐「どうしてっ、私の方が...」



A「もしあなたが作られた存在なら、私は生きているからじゃない??」

A「作られたものになんか負けない」



私は哀燐を思いっきり蹴り飛ばす

そして飛ばされた哀燐を追いかけ、馬乗りになった



A「貴方は早急に消さないといけないみたい」

A「これで終わりだよ」



手に力を流し込み、

掌底を哀燐の額めがけて振り下ろした



哀燐「仕方ない...」



そう言って哀燐は私の前から姿を消す



哀燐「そいつらの力も奪えないで帰ることになるなんて」ボソッ



哀燐は再び塀の上に立つ



ドカァアアアアアン!!!!!!



辺りに地響きが広がる

さっきとは比べ物にならないほどの破壊力だ



これが当たれば確実だったのに...



A「逃げるの??」



私は塀の方に顔を向けた



哀燐「私はご主人様に報告しなければいけない」

哀燐「また会う時まで」



そう言って哀燐は風のように姿を消した



殿丸「A、みんな無事だよ」



殿丸が私の元に飛んでくる



殿丸「それよりも、結界張りながら私を召喚するなんて力使いすぎじゃない?? 大丈夫なの??」



A「それが、全く力を使ってる気がしなくて」

A「....私、強くなってるみたい」



風間「おい礼龍寺、早くこれを解け」



風間に言われて、私は結界を解く



A「解放」

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作者名:雪姫華-yukika- | 作成日時:2024年3月17日 19時

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