検索窓
今日:41 hit、昨日:53 hit、合計:3,109 hit

壱佰捌) 襲撃・弐 ページ50

Aちゃんも自分のことを"鬼"って言ってた

それに、Aちゃんの国だけじゃ無くて
私たちのいる世界にも鬼はいるって...



「鬼?? まさかAちゃんと一緒??」



風間「そんなやつは知らぬな」

風間「我が同胞よ、俺達はお前を連れて行ければそれでいいのだ」

風間「女鬼は貴重だ」



「鬼...??私が??」



風間「ふん...自分を鬼だと自覚していないのか??」



天霧「君は、並の人間とは思えない程、怪我の治りが早くありませんか」



いつの間にか背後に赤髪の人がいる

傷の治りが早い...
確かに私の中でずっと疑問だった

それに、最近ではどんどん治りが早くなってる気がする



不知火「なんなら今ここで証明した方がはえぇか??」



そう言って青髪の人は私に銃口を向けた


撃たれるっ...!!

そう目を瞑って身構えた時



A「撃っちゃ駄目だめだよ」



「Aちゃん!!!!」



次に目を開けた時には月光に照らされるAちゃんが居た

〜千鶴side end〜










ピシッ



A「!?」



千鶴を見送って少しした時人間でない気配を感じた

これは、"鬼"

それに一人じゃない、複数人の気配だ
相手が誰かわからない以上無闇に応援は呼べない...

それに気配の方向は千鶴が向かった先だ

とにかく行くしかない



A「千鶴を狙って...か」



私は気配の元に急いだ





A「居た..」



視界に三人の人影が映る

あれって前に会った人..

って待って、その銃千鶴に向けてるの!?!?



脚に込める力を更に強くした



ガシッ



そして男の元に辿り着くと銃口を手で塞いだ



A「撃っちゃだめだよ」ニコッ



雪村「Aちゃん!!!!」



風間「また貴様か」



不知火「なんだ?? 風間知り合いか??」



風間「池田屋と禁門の変で顔を合わせた」

風間「ちょうどいい、貴様何者だ」



A「うーん、言うのはこの時期じゃなかったんだけどね」

A「まぁでも千鶴を狙うのを止めさせられるなら言ってもいいかな」



不知火「何ごちゃごちゃ言ってやがんだ」



そう言って不知火は引き金を引こうとした



バキッ



A「駄目だって言ったでしょ」

A「人の話は最後まで聞かないと」



私は粉々になった銃の破片を手からはらい落とす



A「いいよ、お望み通り 名乗ってあげる」



フワッ



私は塀の上から空中へ身を翻した















「私は、礼龍寺A」

「鬼王の血を引く鬼...貴方達の主だよ」

この小説の続きへ→←壱佰捌) 襲撃・壱



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
19人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 沖田総司 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪姫華-yukika- | 作成日時:2024年2月21日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。