35．夢のような ページ5
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あきらさんの入れてくれた紅茶を一口すする。
普通のアールグレイなのに、すごくおいしく感じる。
あ「ところで、お姉さん名前は？」
「あ、すみません名乗りもせずに…えっと…松田Aと申します。
突然訪ねた上に、治療やお茶までいただいてありがとうございます。」
し「いや、それはほぼたくやが悪いから気にしやんといてね？」
「ほんとにすんません…あ、俺は山中拓也です……って、もしかしてもう知ってたりする？」
その時、ぶつかってしまったときに咄嗟に拓也さんの名前を呼んでしまったことを思い出した。
これじゃあファンが無理に押し掛けてきたと勘違いされるのでは…
あ「え――？！もしかして、オーラルのこと知っとんの？まじで？？」
「え…あ、はい…実は知ってました。あきらさん…としげさんにまさやさん。」
あ「ん――！！なんかめっちゃうれしいな！な！」
ま「俺らもそこそこ名前が知れ渡ってると思うと、嬉しいもんやなあ」
し「い、いつもありがとうございます…！」
返ってきた返事は予想外のもので、なんだか嬉しそうだ。
そんな様子を見てほっと胸をなでおろした。
「すみません、皆さんとお会いできて本当にうれしいです。こちらこそ、いつも本当にありがとうございます。」
あ「素敵なファンを持ったなあ〜！なあなあ、せっかくやしどの曲が好きとかいろいろ意見聞かせてや！」
「あ、それは俺も聴きたい。」
し「ちょうど時間もいいし、晩飯食べながら話そうか〜」
ま「賛成！」
4人のテンションに流され、私は今自分でも信じられないことが起きている。
家？メンバーと話してる？ご飯を食べる？え？？
2020年から来た自分からはあり得ないことに対して、私はもう考えることをあきらめた。
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ゆき(プロフ) - pさんありがとうございます！時間が少し取れるようになってきたので、またゆるゆると更新していきます！ (2021年1月26日 20時) (
レス) id: 71c19dbaab (このIDを非表示/違反報告)
p(プロフ) - 更新ありがとうございます！ 続きがとても楽しみです(≧∀≦) (2021年1月24日 12時) (レス) id: 7148025d73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2020年9月7日 2時
