魔法の花【ツイステ】 (ページ5)

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ユウside

トレ「例えば……ほら、アイツ。」

そうトレイ先輩が言い、指を指す方を見ると、銀色のふさふさとした髪に犬…？のような耳をはやしたがたいの良い男の人がいた。
こ、この世界ってケモミミもいるのか…びっくり。

トレ「あのゴツさは見るからにサバナクロー寮って感じだな。」

『見ただけでわかるんですか？』

ケイ「運動とか、格闘とかが得意なタイプが多い寮なんだよね。肉体派っていうか、イカツイお兄系っていうか？黄色と黒の腕章付けてるのはサバナクロー寮。」

『へぇ…！成程。』

なんか、異世界って感じだな…

グリ「じゃあ、あっちの灰色と薄紫の紐を腕に巻いているのは？」

そうグリムが指差した先にいるのは、灰色の髪に、銀縁の眼鏡をかけた男の人だ。

トレ「彼はオクタヴィネル寮だな。その手前のテーブルに座っている燕脂と黄色の腕章はスカラビア寮の生徒だ。」

ケイ「どっちも頭脳派揃いって言われてる。筆記テストはそこの2寮がデットヒートってカンジだよね」

『へぇ、頭がいいんですね。』

すごいな…

ケイ「あ、でも、スカラビアの寮長はそこまでって感じで～」

エー「はーい、これ話が脱線するフラグ～。」

トレ「おお、お前順応早いなあww」

エー「まあね。」

トレ「まあ、話を戻すと、あっちのやたらキラキラしいのはポムフィオーレ寮だな。紫と赤の腕章をしてる」

トレイ先輩の視線の先を見ると、世間一般的に言えばもの凄い美男子と言われるであろう男の人たちがいた。てか、あの薄紫の色の髪の人って女の子かな…？

グリ「ホワッ！？超絶可愛い女の子がいるんだゾ！！」

『ね！！可愛いよね！！」

デュ「エッ！？男子校なのに！？」

エー「アホ、男子校に正式入学した奴に女がいるわけ無いでしょーが」

「「え''～～～！？」

『え、じゃ、じゃあ、女の子じゃ無いの？？あんな可愛いのに。』

エー「じゃねーの？知らないけど。まあ、確かに可愛いわな。」

『へぇ』

ケイ「あ、女の子といえば、西校舎の肖像画のロザリアちゃんはなかなかレベル高いよ。興味あるなら紹介するけど。
お見合いパーティセッティングしよっか？」

エー「いらねーっす！！ロザリアちゃん可愛くても平面なんでしょ！？」