魔法の花【ツイステ】 (ページ11)

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ユウside

そういえば、ユニーク魔法ってなんだろう…？

『そういえば、ユニーク魔法って何ですか？』

ケイ「リドルくんのユニーク魔法のこと？」

デュ「ユニーク……ということは、寮長独自の魔法ということですか？」

トレ「厳密に世界で一人かはさておき……一般的にその人しか使えない個性的な魔法を“ユニーク魔法”と呼ぶ。そのうち授業でちゃんと習うと思うぞ」

ケイ「リドルくんのユニーク魔法は “他人の魔法を一定時間封じることができる魔法” その名も “ 首をはねろ!(オフ・ウィズ・ユア・ヘッド)”」

グリ「ヒェッ！名前がもう怖ぇ～のだ！」

ケイ「魔法士にとっては魔法を封じられるのって首を失うのと同じくらいイタいからね～。
ってわけで、寮内ではリドルくんのルールには逆らわないほうがいいよ。」

トレ「逆にルールにさえ従っていればリドル寮長も怖くないってことだ。」

ヴィト「リドルん超可愛いからね～」

エー「アレが可愛いい！？」

アレとかいうなって…

ルールに従えば、か…
でもあんなに厳しくする必要がない気がするな…

エー「そういや、オレ、タルト買って帰らないとまたケイト先輩に追い出されるわけ？」

ケイ「そうだね～。ハートの女王の法律・第53条でそう決まってるからさ。
あと、リドルくんはホールケーキの最初の1ピースを食べるのを楽しみにしてるからきっとホールじゃないと許してくれないよ。」

ヴィト「確かに、リドルんそういうとこあるからなぁ…」

エー「仲良くしようとか言っておいてそこは見逃してくんねーのかよ！」

ケイ「それはそれ、これはこれ。」

デュ「しかし、タルトをホールケーキでっただいぶ高くないか？」

エー「げー、オレそんな金持ってないんですけど。」

ケイ「じゃあつくっちゃえば？
あのタルトも全部トレイくんがつくったやつだし。」

ヴィト「そうそう！トレイ先輩のケーキは超美味しいんだ！」

う''ッカワイイ！！！！
可愛くてかっこいいとか何！？

ヴィト「ま、タルト作りかんばってねん。んじゃ、用事あるからオレはここで～。ばいちゃ～。」

そう言ってヴィト先輩は帰っていった。