24.ほんとはね ページ24
近くのカフェに移動。
明らかに怪しい二人組が少し後に入ってくるのが見えた。帽子にサングラスのでっかい男と、マスクにメガネした男。関さんメガネ似合わなー。
個別に仕切られたテーブル、私たちのテーブルと壁を挟んで真隣のテーブルに2人は座った。
太一くんは気付いてない。馬鹿だな。
飲み物を注文して、本題に入る
川口「で、」
川口「Aさんが祐希を振ったのって、結衣が原因ですよね？」
「え？」
川口「…結衣に、祐希のためを思うなら別れてほしいって言われたんですよね」
「なんで、」
川口「自白してました。」
自白って、言い方よ
川口「結衣が泣きながら祐希にほんとのこと話して、祐希ブチギレて、大変でしたよ」
「祐希が？」
川口「はい、めちゃくちゃ怖い顔で怒鳴ってました」
まあ、俺もキレましたけどね。と言ってカフェラテを一口。
「…でも、結衣ちゃんの言ってることは間違ってなかったよ」
川口「いや、まあ確かに祐希が身体壊したのは事実っすけど、Aさんのせいじゃないです」
川口「Aさんの為を思って祐希が頑張りすぎるから、ってのは間違ってます」
「…なんで？」
川口「祐希は、全部自分のためにやってたんですよ。」
川口「Aさんを喜ばせたいって気持ちもないわけじゃないです。でも、なによりも自分がAさんに会いたいから、ですよ？自分のためっす」
川口「それを、結衣はAさんのせいにしたんです。祐希が、Aさんと付き合って自分と話してくれなくなったから嫉妬で。」
「…」
川口「何回もいいますけど、祐希にはAさんが必要です。Aさんのおかげでバレー頑張れてたんです。その証拠に、別れてからあいつ部活ぜんっぜん上手く行ってないっす」
川口「Aさんは、祐希のことまだ好きですか？」
「…」
川口「祐希、中大に決めたらしいっすよ」
「…そうなの？」
川口「なんでかわかりますか？」
「なんでって、言われても」
川口「Aさんが居るからです。中大には。」
「…うそだ」
川口「ほんと。」
川口「Aさん、聞いて」
「…」
川口「明日、練習終わりに、祐希をつれてまたこの店に来ます。」
川口「18:30。少しでも気持ちが残ってるなら、来てください。2人で待ってますから。」
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萌(プロフ) - Kayokoyukiさん» ぎゃー！嬉しいです！！！ありがとうございます（ ; ; ）是非書かせてください！！リクエストもたくさんありがとうございます嬉しいです！！ (2022年8月30日 0時) (
レス) id: 45dd1b8e2d (このIDを非表示/違反報告)
点P - リクエスト書いて頂いてありがとうございます!更新楽しみにしています! (2022年8月28日 20時) (レス) id: 01740485c3 (このIDを非表示/違反報告)
Kayokoyuki(プロフ) - 一気読みさせていただきましたー！きゅーーーん！！結婚後のラブラブや、好きすぎて嫉妬、ケンカなど読みたいです！リクエスト多くてすみません！ (2022年8月28日 18時) (レス) @page32 id: 2c9453d333 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - 点Pさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！！ (2022年8月21日 3時) (レス) @page36 id: 45dd1b8e2d (このIDを非表示/違反報告)
点P - 関さんと仲良くし過ぎて、嫉妬してしまう祐希くんを書いてほしいです! (2022年8月10日 8時) (レス) id: 01740485c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりもり2 | 作成日時：2022年7月28日 1時
