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四「なっちゃんってなんで笑わねぇの？」
五「た、環くん…！」
いつも言動が予測不可能な彼。
今回も例に漏れず。
仕事終わりに楽屋で休憩していた2人の様子を見に来たら、四葉くんが放った第一声がそれである。
『七瀬くんにもよく言われるんだけど、私社交的な場では結構笑うんだけどな。』
四「それってりっくんがよく言う『営業スマイル』ってやつだろ？」
五「環くん失礼だよ！ごめんね、中川さん…」
『いえいえ。』
一通りの文句は七瀬くんに言われたのでね、今更気にしてません。
四「オレも、なんとなくわかるんだ。なっちゃんが本当に笑ってる時と、そうじゃない時。
本当のやつは見たことねぇけど…なんか、いつものやつは疲れながらやってる感じ。」
『………』
その通りでしかなくて何も言い返せない。
笑うのって体力使うじゃん。私だけかな。
四「でも逆に、この前打ち明け話した時、あんたちょっと楽しそうだった。…笑顔じゃなかったけど。」
『楽しそうというか、楽しかったよ。』
疲れたけど。
『…四葉くんは優しいね。』
四「……」
『私が、イヤイヤ仕事をしてるんじゃないか心配してたんでしょ。
そんな人にグループを、仲間を任されるのが不安だったんでしょ。』
少し悲しそうに下を向く四葉くんに、そうなの？と目を向ける逢坂さん。
『心配しなくても、ちゃんとこの仕事、好きだよ。』
四「オレらは？」
え？
四「オレらのこと、好き？」
『……』
四「オレが心配してんのは、グループのことだけじゃねぇよ。」
……じゃあ、なんだ、私もなのか。
四「だって、あんたもオレらの仲間じゃん。」
四葉くん、私のことも心配してくれてるのか。
『……ありがとう、でも私』
万「2人とも、そろそろ移動……あれ、Aちゃん？ここにいたのか！」
五「あ、万理さん…」
四「バンちゃん、」
万「え、あれ、なんか邪魔しちゃった…？」
『いいえ、なんでも。行きましょうか。』
私、ただのバイト生だからさ。
そんなに心配しなくてもいいんだよ。四葉くん。
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天ヶ瀬(プロフ) - 更新お疲れ様です‼️この小説ほんとに大好きですみんな解像度高くて解釈一致すぎます大好きです、、、😭😭更新きた瞬間飛び跳ねましたこれからも応援してます頑張ってください‼️‼️ (1月9日 21時) (
レス) @page17 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
名無し47300号(プロフ) - 更新ありがとうございます😭 (10月30日 12時) (レス) id: bb80c8ded9 (このIDを非表示/違反報告)
なつめみく - ふははははははは！！！今までの元カレが塵のようだ！！！！！三月結婚しようか。あ、りっくん目があったね？逃がしませんよﾌﾌﾌﾌﾌこんな素晴らしい話を読んでりっくんに浮気とかしないわけないじゃないですかﾐﾂｶﾝ (9月27日 12時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
ななは(プロフ) - くっっっっっっ......好きです......ありがとうございます...応援してます!!!!!! (8月29日 0時) (レス) @page10 id: 8319d77ff3 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 初めまして!妹の特権シリーズ読んでからファンです!このお話も好きです(*´ω`*) (8月14日 3時) (レス) @page8 id: d3cdc3cfb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天野いろは
| 作成日時：2023年8月5日 10時
