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なんて思っていた時期が懐かしいと呟けば、目の前の男の子は怪訝そうな顔をした。
亥「なにが？」
『夜勤やめろって言われたからてっきり夜に仕事するのが多いんだと思ってたの。』
それがどうだ。
大学は一日も休む必要なくて、週2.3日くらいの頻度で事務所に顔を出しては4時間程度打ち合わせと仕事をして、さらに車送迎という贅沢な待遇がついているため家に帰るのは遅くても22:00。巳波と一緒にただいまを言うことも多くなった。
結論を言えば、バチクソ健康な毎日である。ちなみにコンビニ店員は週2で続けています。
亥「そもそもオレらみんな夜更かし苦手だから遅くに仕事することなんてほとんどないよ。」
『ゴリゴリに反骨精神しかないようなテトラルキアの弱点可愛すぎない…？』
あんなロックに歌っておいてみんな睡眠欲には抗えないの萌えだな。一冊描けそう。
亥「ていうかお前、気づいてないの？」
『何にー？』
亥「巳波が夜勤やめさせた理由、この仕事と何も関係ないよ。」
『…………ん？どゆこと？』
亥「心配だったんだろ、妹が夜勤してるって知って。
ちゃんとやめてくれるかなーみたいなこと、オレらにも相談してた。お前は花より団子より金な女だからって。」
『少々印象操作があるけどまあそんなことより、えーーーーなんだそれぇ。』
全然そんな素振りじゃないから気づかなかったし、というかなんだ、そんな感性あったの？(失礼)
『うわあぁ…巳波優しい、好きぃ…』
亥「(…なんか、心配する気持ちすげぇわかるかも…)」
巳「お疲れ様です。あら、2人とも来てたんですね。」
『お、噂をすれば。』
巳「なにか話していたんですか？」
『内緒だよ、巳波、好きだよぉ！』
巳「…亥清さん、妹に何を吹き込んだんです？」
亥「内緒。」
巳「はぁ…」
訝しげにしながらも巳波が頬を緩ませていたのは、悠くんしか知らない秘密であるとかなんとか。
巳「そうだA、あなたまだ夜勤してますか？」
『してないよ〜。頼んだら日付変わるまでには返してくれるようになった！』
巳「そうですか。」
『…なんでー？』
巳「いいえ、大したことではありませんよ。」
『んふふ、そっか！』
巳「？」
全くもう、素直じゃないな巳波は！
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なつめみく - わあああ凄いです！ﾐﾅﾐﾁｬｧﾝ大好きなんで助かります、！！にしても文かくの上手すぎてめちゃめちゃ読みいってた、！！ (9月30日 22時) (
レス) @page46 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 完結おめでとうございます できればですがユキくんの妹の特権を書いて欲しいです お体に気をつけてくださいね (8月3日 1時) (レス) @page46 id: 8a945fb4c9 (このIDを非表示/違反報告)
koguma62(プロフ) - 完結おめでとうございます！巳波の続編読みたいです！最近熱中症で倒れる方多いので天野さんも体調に気を付けてくださいね(* ᴗ͈ˬᴗ͈)” (8月3日 0時) (レス) @page47 id: eb36b314f5 (このIDを非表示/違反報告)
ななは(プロフ) - 完結おめでとうございます！！毎日にやけながら読んでました。作者の部屋を見たのですが、陸くんの小説が見たすぎます...天野さんの物語の雰囲気というか語彙とかお話の進め方がすごく好みなので..とっっても書いて欲しいです...これからも応援してます！！ (8月2日 19時) (レス) @page46 id: 8319d77ff3 (このIDを非表示/違反報告)
富田菫(プロフ) - 今回の話も最高でした！続編ぜひ見たいです(*^^*) (8月2日 8時) (レス) id: cd0b8d30c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天野いろは
| 作成日時：2023年6月21日 13時
