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三月さんの実家、ケーキ屋さんなんだってね。賞味期限が危うくて貰ってきたチーズケーキを有難いことに1つ分けてもらった。
そのまま流れで、せっかくだしお茶しようという話になり。
『ん！甘すぎなくておいしいっ…！』
三「意外だな、甘党かと思ってたけど…控えめの方が好きか？」
『苦手ではないんですけど、甘すぎるとちょっと逆流しやすくて…』
三「あー…」
甘いのは多分、私より巳波の方が食べられると思う。
六「Hi, girl.」
『？…んわぁ、』
六「お裾分けです。」
やばいよ私、王子様にあーんされたんだが。ノースメイアの殿下にいちごあーんされたんだが？？？
『色んな意味で幸せです。ナギくんありがとう…』
六「？」
無自覚ってのがまた恐ろしい。全て計算づくの巳波は彼を見て何を思うんだろうか。今日晩御飯の時に話してみようかな。
……あっ、てかそうじゃん。巳波ナギくんのこと話すとツンとしちゃうんじゃん…。
三「どうかしたのか？」
『いや…実は巳波とプチ喧嘩をしてしまいまして、』
三「マジで！？仲良さそうなのに…」
仲良いって言っても最近だけどね。
六「棗氏は、ワタシが貴方の絵を独占しているのが嫌なのですか？」
『うーん……多分そうじゃないと思う。ナギくんは関係してるけどそれはたまたまだし。』
先日の会話をノートに棒人間で再現しながら伝えると、2人はそっと顔を見合せて頷いた。
何か通ずるものがあったんだろうか。
六「少し前に発売された、棗氏が表紙を飾った雑誌は見ましたか？」
『あーあれね、買う前日に喧嘩しちゃったからなんとなく気まずくて見れずにいるの。』
買ってはいるけど。
六「ワタシも一部参加させていただいたので持っています。どうぞ読んでみてください。」
『……えっ、今？？』
六「Yes！」
いつの間にか用意されていたその雑誌を渡され、感情が安定しないままページを開いた。
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なつめみく - わあああ凄いです！ﾐﾅﾐﾁｬｧﾝ大好きなんで助かります、！！にしても文かくの上手すぎてめちゃめちゃ読みいってた、！！ (9月30日 22時) (
レス) @page46 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 完結おめでとうございます できればですがユキくんの妹の特権を書いて欲しいです お体に気をつけてくださいね (8月3日 1時) (レス) @page46 id: 8a945fb4c9 (このIDを非表示/違反報告)
koguma62(プロフ) - 完結おめでとうございます！巳波の続編読みたいです！最近熱中症で倒れる方多いので天野さんも体調に気を付けてくださいね(* ᴗ͈ˬᴗ͈)” (8月3日 0時) (レス) @page47 id: eb36b314f5 (このIDを非表示/違反報告)
ななは(プロフ) - 完結おめでとうございます！！毎日にやけながら読んでました。作者の部屋を見たのですが、陸くんの小説が見たすぎます...天野さんの物語の雰囲気というか語彙とかお話の進め方がすごく好みなので..とっっても書いて欲しいです...これからも応援してます！！ (8月2日 19時) (レス) @page46 id: 8319d77ff3 (このIDを非表示/違反報告)
富田菫(プロフ) - 今回の話も最高でした！続編ぜひ見たいです(*^^*) (8月2日 8時) (レス) id: cd0b8d30c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天野いろは
| 作成日時：2023年6月21日 13時
