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百「ありがとうございました〜！また会おうねっ！」
千「最高の夜だったね。みんな気をつけて帰るんだよ。」
歓声が響く中、2人は並んでお辞儀をする。
はけきっても鳴り止まない歓声をぼんやり聞いていると、肩を叩かれた。
百「大成功！ありがとね、A！」
千「斬新を極めたみたいな案だったね。さすがに予想外だったけど楽しかったよ。」
『…お2人なら、こんぐらいしてもいいよなーって思ったので。』
百「喧嘩腰なAにモモちゃん痺れちゃう！
実力を買ってくれてたって前向きに考えてもいいよね！？」
千「それで、どうだった？ボクらに惚れてくれた？付き合っちゃう？」
冗談交じりなその質問の答えに、もう迷いはなかった。
『…Re:valeさん、本当に、惚れちゃうくらいかっこよかったです。』
……でも、
『でも…ふふ、ごめんなさい。
私には、生まれた時から相思相愛のアイドルがいるから、お付き合いはできません！』
大変烏滸がましいけれど、元気よくフラせて頂いた。
百「あーあ、フラれちゃったか〜！」
千「ボクらもまだまだだね、モモ。」
肩を竦めながら、2人が笑う。
今回の経験はとても貴重だったし、この人たちには感謝しかないけれど。
百「ねぇツッコんでいいのかわからないんだけど、さっきから鬼電やばくない！？」
『やばいので一旦外出てきます！打ち上げには後から参加します〜！』
千「君は夜道だけじゃなく色々なものに気をつける必要がありそうだよねぇ…」
『大丈夫、あの人たち私のこと大好きなので！』
優しい視線に見守られながら、走って会場を後にする。
地下の駐車場に降りると見えた2つの人影に、迷いなく飛びついて叫んだ。
『大成功、したよーっ！』
顔は見えないけれど、背中にまわる2人の腕は暖かかった。
・
【お知らせ】
妹の特権【棗巳波】
新作作りました！予想は当たったかな、次作は棗ちゃんの妹です！！
こちらもどうぞよろしくお願いします🙇♀️
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花(プロフ) - 誤って足を捻挫してしまいみんなからお姫様抱っこなどで運ばれる話が見たいです！！ (8月19日 1時) (
レス) id: d8a10710e4 (このIDを非表示/違反報告)
オユイ(プロフ) - 天との再会した時のストーリーが見てみたいです！ (8月6日 12時) (レス) id: 8adda02cfd (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - こんばんは。いつも楽しく拝見させて頂いております。他人(女)に兄離れしてないんですかぁー？等と嫌味をめっちゃ言われ、最後の最後には仲直りする…的なストーリーをお願いします。 (7月30日 0時) (レス) id: 246abc4994 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 天の反応が気になるんですが！？ (6月25日 9時) (レス) id: a3ef488d3d (このIDを非表示/違反報告)
りいう。(プロフ) - 一作目から密かに拝見させてもらってます…貴方の作風のファンで、自分で小説を作るきっかけにもなりました。これからも応援しています、頑張ってください！ (6月18日 13時) (レス) @page17 id: 0584eb06ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天野いろは
| 作成日時：2023年6月6日 1時
