動物好きな彼は・・・エイリア学園のようで (ページ35)

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三十話だよ、フローページ35

士「噓…噓だよね？ねぇッ！シグレ君！」

ウ「もうそろそろ、時間なんだが。」

貴「あ、ごめん。」

グ「まあまあ、せっかくのお別れなんだからさ」

円「ッシグレッ…」

貴「…何？」

円「お前の、あの言葉、忘れねえからな、偽りだとしても、忘れねえから！」

貴「！！」

覚えてて、くれたんだ。あの日の、あの言葉。

グ「何を話したのか知らないけど、そろそろ決着をつけようか。」

トンッ

グ「流星ブレードッ!!」

士「―－ッ」

ヤバイ、士郎も限界だ。体力とかの問題じゃない。精神的にヤバイ…

士「…うわあああああああああああッ！！！」ダッ

ッ…助かって、くれ。あれに当たったらひとたまりもない。

全「「吹雪！」」

貴「―－ッ」

グ「大丈夫かな、あの子。」

大丈夫なわけないだろ…今すぐ行きたい、助けたい。でも、無理だ。

ウ「ウォーミングアップにもならんな、帰ろうグラン、時間の無駄だ。」

グ「そうだね。じゃあ、円堂君、またね」ニコッ

塔「待てッシグ―－‐」

そこで、皆の声は途切れた。これで、良かったんだ。これで…

貴「よかッ…たんだッ…」

グ「ホントは、良くないくせに。」

貴「君たちの…所為だろッ…」ﾎﾟﾛﾂ

僕だって、本当は雷門に居たい。

貴「皆と、笑ってたかったんだよッ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

士郎や、円堂君たちと一緒に居たかった。

【絶対、エイリアを倒そう】

【ああ！！絶対だ！！】

貴「…約束だよッ…」ボソッ