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九話だよ、フロー ページ12
貴「ガゼル…か…」
ガ「！誰だ！！」
バシュッ
貴「おっと、危ないなぁ」
声、大きかったかな…
スタッ
貴「久しぶり、風介…否、ガゼル…」
ガ「まさかッ…ユキ兄…？」
貴「うん、覚えててくれたんだ。ありがとう」ニコッ
すると、
ガ「また…会えたッ…良ｋ「良くないよ」え…？」
貴「敵として、再会なんてしたくなかった。」
そうだ。敵としては会いたくなかった。
ガ「…ッ」
貴「じゃ、次会うときは敵だね、まあ味方かもしれないけど」
いつか必ずまた会うのなら、きっと敵だろうなと思う。
貴「じゃあ、またね」
ガ「待ってくれ…」
貴「ん？」
ガ「あいつ等は…ヒロト達はユキ兄を探してる…だから、気を付けろッ」
貴「…分かった、ありがとう」
そういって、僕は背を向けて歩き出す。
彼は、昔と何も変わってない…何も
貴「変わってないんだよッ」
フ「…キッ」
しばらく、歩くと…
ドドッ
貴「へッわっうわぁっ」
ズザザァッ
貴「…円堂君…」
円「ご、ごめんってばッ」
貴「まあ、いいけどさ」
スッ
全「？」
貴「ピィィィィィッ」
ガサガサッ
音「動物が…」
一「凄い…」
貴「………そっか、ありがとう。気をつけて」
ガサガサッ
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作者名：雪林檎 | 作成日時：2014年4月26日 22時
